東京新聞11月29日 |
ふざけるな、政倫審を完全に無視して、当たり前のように出席を拒否してきた一同が。
ここに来て、政倫審に出席の意向を示しているという。
国会で自民党を含む全会一致で衆参両院の裏金議員73人の政倫審への出席が議決されたのは3月だ。
来る参院選を控えて、自民党公認に危うさを覚えたに違いない。
一番の懸念は先の選挙で支給された選挙資金2000万円だろう。非公認候補者にも支給された2000万円が自民党の敗北の一因と目されることから、非公認となれば次は支給されないかもと、泡を吹いたに違いない。
金がなけりゃ選挙を戦えない一同。
税金で給与(歳費)を得て、海外に遊びに行くにも血税で、おまけに選挙の軍資金までも税金で、利権政治をリードし、パーティーを開いては懐を温めて、法律違反なのに不記載と流して税金を払わずに、すまして日々過ごしている裏金議員ご一同。
ただただ参院選での当選を目指して、取り敢えず政倫審をやり過ごすつもりだろう。
政倫審に突如出るでる言い出した太々しい27人の参院裏金議員は以下のとおり。
血税で海外に遊びに(子女留学先の下見?)行った裏金議員、統一協会と深い関係がありながら国家公安委員長だった裏金議員、統一教会の信徒だった裏金議員、ブライダル会社から献金を受けてブライダル会社への補助金支給に尽力し、教団施設にポスターが貼られている裏金議員、統一教会の支援でやっと当選したと言われる裏金議員、醜聞は尽きない。
25年改選 今後政倫審出席意向を突如示した裏金議員
選挙区 裏金総額
宮本周司 石川 1482万円
堀井巌 奈良 876万円
萩生田俊 比例 818万円
加田裕之 兵庫 648万円
石井正弘 岡山 378万円
森雅子 福島 282万円
赤池誠章 比例 268万円
吉川有美 三重 240万円
太田房江 大阪 214万円
北村経夫 山口 118万円
長峯誠 宮崎 116万円
衛藤晟一 比例 80万円
酒井康之 愛知 58万円
石田昌宏 比例 26万円
高橋はるみ北海道 22万円
28年改選今後政倫審出席意向を突如示した裏金議員
選挙区 裏金総額
山谷えり子 比例 2403万円
岡田直樹 石川 774万円
末松信介 兵庫 584万円
山田宏 比例 560万円
上野通子 栃木 318万円
佐藤啓 奈良 306万円
江島潔 山口 280万円
松川るい 大阪 204万円
井上義行 比例 178万円
野上浩太郎 富山 100万円
山本順三 愛媛 58万円
山崎正昭 福井 4万円
今後改めて政倫審に出席する意向なしの裏金議員3人
橋本聖子 比例 2057万円
世耕弘成 和歌山 1542万円(現在衆院議員)
西田昌司 京都 411万円
全く政倫審出席意向なしの離党裏金議員1人
大野泰正 岐阜 5154万円
説明する気は相変わらずない?参院失職者(衆院選出馬のため)1人
丸川珠代 東京 822万円
安倍派の2018年から2022年の5年間で収支不記載額は13億5157万円にも及ぶ。この解明もなく会計責任者の裁判での発言と、政倫審での幹部の発言は食い違がったままだ。
3月に政倫審に出席した裏金3人組も、裁判での食い違いを説明すべく再度政倫審に臨むべきだ。
27人プラス3人の裏金議員、政倫審に出席するつもりがない1人の裏金議員と裏金市民1人が国会議員として再び選ばれるなら、裏金づくりは止まらないし、統一教会との蜜月が続き、利権腐敗政治は終わらないことは明白だ。
次期参院選に向けて、裏金一同を記憶に留めておきましょう。
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