寒くもなく、暑くもなく気温17度の夜、
一の酉に出かけた。
9時近くとあって賑わいも引けてきていた。
歩きやすいといえばそうだけれど、押し合いへし合いがないのも寂しいものだ。
価格高騰と品不足が影響したか、
たこ焼きの屋台は激減して、
大判焼き、今川焼きの屋台が数多かった。
それでも毎年、たこを溢れんばかりに盛っているたこ焼き屋さんは、うちは変わらん!とばかりにタコの山。
たこ焼きの値段は屋台によって、600円か700円。
対する今川焼きは200円
たこ焼きは、6個入っている。1個百円以上ということだ。
坊やは小銭入れを手にしている。屋台は現金払いだ。
二の酉は、17日日曜日。
夜には熊手も大分売り切れてしまうだろうな。
じゃがバターは既に湯気は立っておらず、迫力あるバターの画を。
新顔の屋台はこちら。
マヨネーズのチューブの中身は?
プリン。プリンの専門店、ちゅーちゅープリン!
その一方で、「昭和を舐めるんじゃない!」という大声が。
声の主は、同僚だろうか数人のグループの一人の年配客。
屋台の店主に1軒だけと聞いて年配客の嘆きは続いた。
私も買おうかと随分と迷った。
ソースせんべい。
今は、ジャムやクリームをつけるのが主流のようだ。
昭和の屋台の代表格だったのが、今は1軒のみ。
私は何もつけずに食べて、縁日がない時もどうしても食べたくて親にせがんで、売っているお店を探してもらってほぼ毎日食べていた。橙色のおせんべいは、米煎餅とは全く違う口に入れると溶けるようで、その味わいがたまらなかったのだ。ふわふわ煎餅と勝手に名付けて、小学3年生ぐらいまで食べ続けていた。
裏金事件のことが頭から離れないものだから、つい熊手は大判小判、千両箱を撮影してしまう。
所狭しと並ぶ熊手は一の酉ならでは。
今日の東京の最高気温は15度、最低気温は13度、曇り時々晴れの予報です。
コロナも流行っているようです、お互い気をつけましょう。
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