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2022年9月30日金曜日

マクドナルドも値上げ

 

 9月は、ぽきっと終わってしまう感じが、寒々しいような寂しさを誘う。
今日30日でお終いなのだ。

9月と言うのは、背負ったヤドカリのような憂鬱の殻が大きく重くなって、くたびれて生きるのが辛くなる月だ。


生き辛さの中には、値上げのラッシュもある。
原材料価格の高騰と円安であれもこれも値上げの嵐で、買い物の支払いで毎回私はひきつっている。
 
ついに庶民の最強の味方であるマックも今日から今年2回目の値上を行う。
かろうじて、ドリンクの値段は据え置かれたので、毎夜マックでコーヒーを飲む私は少しほっとしている。
けれどたまに食べるフライドポテトは、Sで150円だったのが160円になる。
ハンバーガーは、かつて原田氏が社長だった100円は遠い昔、150円となる。

この日本のマックの価格が、世界から見れば安いと言うから、驚きとともに落胆する。

 

 さて、話は別の角度から、もう馴染みになったいわゆるビッグマック指標について。

世界のマクドナルドの店舗でビッグマックの価格が、通貨の購買力を示すと言うもので、簡単に言えば経済力の一つの指標となると言うものだけれど、日本は年々低下して33位(2022年1月)、1位はスイス804円(USドル6.98)、2位はノルウェー737円、アメリカは3位で669円だ。この時日本では390円だ。

ちなみにこの時点(今年1月)では為替レートは115.23円だ。1位のスイスを価格据え置きして最近の為替レート144円に換算してみると、ビッグマック価格は1005円なる。アメリカでは836円となる。

一昨日営まれた国葬、長期政権の業績を讃え尽くしたようだけれど、

政府は国葬にかかった実際の費用を公表するとともに、故人が自賛自称した「 By myアベノミクス」、アベノミクスの検証も当然行うべきだ。

 

今日の東京の最高気温は28度、最低気温は20度、晴れの予報です。

昼間の空は高い秋の空になってきているでしょうか。
皆様におかれましてはどうぞ良い週末をお過ごしください。


2022年9月28日水曜日

国葬反対の声も聞かず


 口で「関係を絶つ」と言って、
温存すると言うメッセージを発したようなセレモニー。
 
岸田首相は安倍元首相の国葬を強行した。 
 
祖父岸信介氏が招聘した旧統一教会とは、父子三代で親密な関係を築き、凶弾に倒れた安倍晋三氏は旧統一教会の総裁を讃えるビデオメッセージを送るなど教会の広告塔であり、また選挙では教団の票の差配を行なっていた証言もあり、教団と政界を結ぶキーマンであったのではないだろうか。
 
旧統一教会は高額な献金を強いて、信者やその家庭、二世達を苦しめ、破滅に追い込むなど社会的に問題があるとわかりながら、深い関係を続けてきた安倍氏。
その安倍氏のためにと、選挙協力を惜しまなかったと言う元信者の証言もある。
 安倍氏を慣例的な内閣・自民党合同葬にせず、別格な国葬で祀ることの意味するところ、影響は大きいと考える。
自民党が行なった各国会議員への旧統一教会との関わりの点検は、教団と深い関係が明らかな大物議員には行われず、安倍氏への調査も行われていない。
証拠があっても本人が「ない」とすればそれまでで、深い関係にある議員への罰則もない。
このことと強行された国葬を合わせて考えると、自民党の教団を「温存する」と言う声にはしない声が伝わってくるようだ。


国葬の前日、テレビは国葬ムードを作った。
ニュース番組もワイドショー番組も、街の人々の賛成の声を多く拾い、国葬賛成のコメンテーターの発言を中心にした。
世論調査では、 6割を超える国民が国葬に反対、評価しないとしているにもかかわらずだ。
 
そして当日は、献花の人が絶えないことが報じられるのは勿論のこと、解説する論客が国葬反対の人たちが感情的になっているなどと言った。
感情に走って、早計に国葬を決めてしまったのは岸田首相ではなかったか。
 
この間、台風15号の大雨による影響で静岡市清水区で24日から断水になっていることがテレビでも報じられず、ツイッターで窮状が訴え続けられた。
 
昨日の当日も国会前には1万5千人が集まり国葬反対のデモが行われた。

デモに参加した皆様におかれましては、お疲れ様でした。内閣の独断で決めるやり方、民主主義をないがしろにしていくことを許し続けてはなりません。

2022年9月26日月曜日

今夜の一枚

置地廣場

  重い腰を上げて、
また一週間が始まると言った感じです。
 
こんな夏の疲れが出る季節に
 瞬間的に咲いて香る金木犀をどうか逃さぬよう、
その甘い香りに酔いしれて、うっとりしましょう。
置地廣場

 今日の東京の最高気温は29度、最低気温は19度、晴れの予報です。
 
皆様におかれましても体調管理にお気をつけ下さい。
今週も当ブログのご来訪をお待ちしております。
 
 

2022年9月24日土曜日

東京オリパラの闇も広がる

マスコットに罪はない

 スポンサー選定を巡って、AOKIホールディングス、KADOKAWAの幹部らから合わせて1億2000万円余りの賄賂を組織委員会元理事の高橋容疑者が受け取ったとされている。

今度はマスコット製造販売会社から組織委員会元理事が数百万円を受け取った疑いが浮上したと言う。

コロナ感染者数が爆発的に増え、ほとんどの感染者が医療を受けらず、自宅で命を落とした人たちもいて、多くの国民が開催反対を訴えた中で東京オリパラも強行された。

東京オリバラ予算は招致時の7340億円が1兆4238億円にまで膨張した。

 国葬賛成を唱える論客が、「東京五輪も多くの反対があったけれどやっぱりやって良かったでしょ。国葬もやって良かったとなるんですよ。」と言う。

私は選手の皆様には大変申し訳ないけれど、そうは思わない。

皆様はどう思いますか?


2022年9月23日金曜日

やるせない


 55年ぶり、半世紀以上ぶりに国葬が行われようとしている。

 直近の共同通信社の全国電話世論調査では、安倍元首相国葬に反対、どちらかと言うと反対が60.8パーセントと賛成、どちらかと言うと賛成38.5%を大きく上回っている。

19日雨の中、代々木公園前で行われた国葬反対デモには1万3千人が参加した。

今月初めには、国葬反対署名が40万4258筆集に達した。

55年前の吉田茂氏以降は、内閣・自民党合同葬が定着していたにもかかわらず。
その理由まで丹念に調べたか、それでも「やる、やれる理由」をツメたかわからないが。
半数を超える国民の国葬反対の声を退けて、岸田総理の国葬への異様なこだわりが異様に映る。

一昨日は、官邸近くで国葬反対のメモを残して自らに火をつけると言う事件が起きた。
いたましく、やるせない思いでいっぱいになる。
 

2022年9月21日水曜日

3X3


 一際大きな歓声が湧いて「スリーポイント」と聞こえたと思ったのは聞き間違えで「ツーポント」だったのだ。

いすゞが引っ越してしまって、伽藍堂のようになったビルが久々に熱気に包まれた。


行われていたのは3人制バスケットボールの試合で、しかも決勝戦だった。

これから台風が到来するという夜、美容院で3ヶ月ぶりに髪を切ってもらった帰りだった。

 

よくもまあ、あんなに遠くから上手くコントロールしてネットの中に入れるものだと感心して、気がついたらマスク越しに大声で歓声をあげていた。

するとスタッフのお一人がパンフを持って来てくれた。

 

オリンピックの公式競技となっているので、ルールをご存知の方も多いと思いますが、一応ルールを掲載します。




まさに迫力の10分間!



試合は男子決勝で、UTSUNOMIYA BREX.EXE(日本)とTRYHOOP OKAYAMA.EXE(日本)の対戦でした。

これより前に女子の試合があったようで、G FLOW.EXE(日本)
がNEW TAIPEI CHUNGHWA TELECOM.EXE(チャイニーズタイペイ)に勝って優勝を納めたようです。


 

コートに倒れこんでいるのは優勝したUTSUNOMIYA BREX.EXEの選手でしょう。


 真っ暗な美容院で髪を切ってもらった後、夜道で狐につままれて夢でも見ているような感じでした。

特別な照明機材も持ち込まれていましたが、観戦する人が試合を終えた選手や元選手などのバスケファン なのでしょう樹木のように長身なので、私はその陰で照明の明かりから逃れることができました。

鬱々とする日々に目が醒めるようなドラキュラに熱い夜となりました。 


 もはや正面を避けてもテレビの光も辛く、テレビでのスポーツ観戦がほとんどできなくなったので、生の試合観戦がとても楽しくて有難かったドラキュラでした。

2022年9月19日月曜日

初秋の銀座


 日本では三連休ですが、超大型台風の到来に備えて東京でも銀ブラどころではなくなっています。

今夜は、一週間ほど前に荒井裕子さんの個展で訪れた銀座の写真をお届けします。コロナによる入国制限も大幅に緩和された銀座の夜は、光の洪水でした。7月の銀座でビルディングのライトアップに苦労したので、遮光板を持参し、かざしての銀ブラとなりました。

最初の写真は中央通りですが、これよりライトが強烈なビルディングの並びは撮影など到底できませんでした。

安藤七宝店

こちらは、三越のお隣に移転した安藤七宝店のショーウインドーです。荒井さんの個展を鑑賞し、芸術の秋モードになった後に立ち寄りました。既に営業時間は過ぎて、降りた格子の間からの撮影です。

安藤七宝店
 
月とうさぎのお皿は3枚展示されていました。
こちらは満月。深い藍のガラス釉薬が艶やかで黄金色の月が映えて綺麗です。
安藤七宝店

改めて七宝焼きの歴史を調べてみると、古墳時代末期の棺金具にあるようですが、これは渡来品で、日本での製作は桃山時代の末期だそうです。

安藤七宝店

 ここからは、歩んだ順にご紹介です。


 有楽町の駅前広場は物産展で人だかり。

交通会館、西銀座デパートを超えてマロニエ通り前の交差点です。
 これまで通ってきたマックスマーラー側(向かって右側)はライトが強烈で歩行できませんでした。

 

 

ここからはブランドの品評会。まあ、銀座というのはそういうところなのですね。
 


マロニエ通りを過ぎると中央通り。ロンドンバスが行く。
カルティエ



 

カルティエの路面店もご覧の通りの光の宮殿です。

ルイヴィトン


ルイヴィトン

 

淡いブルーとゴールドがゴージャスな初秋を感じさせるオブジェです。

ルイヴィトン

色調が変わりましたが、情熱的な夏が過ぎ行く感じが醸し出されていますね。
ロジェ ヴィヴィエ
 

ヒールからスニーカーまでというフランスのシューズブランドだそうで、今流行っているそうです。


中央通りを三越の方へ。

田屋

紳士用品、ネクタイの田屋のショーウインドーは、ネクタイとお酒のコラボでした。


セイコーハウスの向かい、三越ではなんとライオンがコロナ対策です。


同時にスナイデルの宣伝も。


日産ギャラリーで車を撮りまして、

 

次はユザワヤのショーウインドーです。

ユザワヤ

ここで第二の目的地銀座ウエストに向かうべく、みゆき通りの方に折れて行きました。

 

すずらん通りを横目に、ひたすらみゆき通りを行きます。


 チャネルの路面店、並木通りを渡って

 さらにみゆき通りを行くと、


 夜のお出かけにドラキュラの必需品の気になるサングラスを発見!
お店の名前を見るとドルチェ&ガッバーナでした。

 

 

さらにみゆき通りを行って、外堀通りに出たら、新橋方面に向かって銀座ウエストへ。銀座ウエストの店内利用は、振り返ると6年ぶりで、それじゃ人生ちっとも楽しくないわけだよと。
銀座がやはり遠いびょうにんなのですね私。
 
そんな恋焦がれる銀座ウエストの様子はまた次回に。
今夜のおしまいは、再び三越マークのマスクをかけたライオンです。


 

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