応援団旗は重いので置いて行きます。
そうメールを出して出発するつもりでいましが、自らも出発間際までヘルパーさんにお世話になっていたので、笑いを誘うメールも出せないまま慌てての出陣となりました。
大寒の今夜、6年近くぶりの再会を果たすべくお世話になっている介護タクシーにお願いして、療養、リハビリに励むS子さんのところへ行ってきました。
自ら16年も厄介な病に苛まれているというのに、親友が回復を急いて落ち込む時に、かける言葉が見つからない。
ともすれば、溜まって固まったウミが急に溶け出して、私が泣き言を言い出す始末だ。
3月には、S子さんがアメリカに一度帰る方向で調整していると言うこともあって、思い切って会いに行くことにしたのです。
東京の田舎者が、最先端のみなとみらいで、右往左往して、お住まいの建物のエントランスにすらなかなかたどりつけず、尋ね訪ねていると、S子さんと見間違う妹様がエントランスまで出て来てくださいました。
中学生だった妹様は、S子さんに似る姿となっていて、それがなんだか懐かしいような嬉しさとなりました。
さて、S子さんとの再会は、身をコーナーテーブルに委ねながらも自らの足で立ち、その姿にぐっと力が感じられてほっとしました。
介護タクシーには、待っていただいての短い面会でしたが、電話やメールであれこれ案ずるより、会って晴れるものがありました。
地面がS子さんのところに繋がっているというのは、
ネットで繋がっていることとはやはり違う。
眠る時、この先にS子さんが居るのだなと実感できるのだ。
S子さんが米国に戻ることは、とても寂しいですけれど、回復が何より優先されます。
2 件のコメント:
お疲れ様でした!地面で繋がる。それが本当のリアルな世界ですよね。
コメント有難うございます。
コロナでもリアルな世界が薄れていますね。
私は、2、3、4月が鬼門で、自己免疫が暴走するシーズンで
容態が悪くなるので、
今しかないと自らの事情で伺いました。
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