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2020年12月18日金曜日

暴食できずに暮れゆく年

 

 夜空にどっしりとぶら下がった大きな夏みかんを
見ながら、暮れ行く年を思った。
今年は、暴食することなく終わろうとしている。
私にとって暴食は幸せな行為であったのだ。
アレもこれも美味しくて、食べることがやめられなくなるというものだから。
 

 ところがこのコロナ禍で、かつてはそこに居場所があったファミレスにも行けなくなった。
正確には行かなくなったかもしれないけれど、丁度コロナの騒動が始まる頃に、そもそもファミレスの24時間営業がなくなって、
普通の飲食店と同じような22時閉店となったのだ。
0時がドラキュラにとっては真昼間のようなものだから、ことに夜明けの遅い真冬などは、0時から3時半頃までがファミレスでのドラキュラの寛ぎタイムだったのだ。
 

 
 コロナ禍での食事の9割方は、自炊生活だ。
これがこの上なく不味い。
ここで、その不味さをああだ、こうだと説明しようにもできない不味さなのだ。 
不味いものは、まず沢山食べることができない。
コロナ禍で外出ができなくなった人々が太ったという話があったけれど、私は逆に痩せたのだ。
崎陽軒のお弁当すら購入できずにいた時の血液検査では、ナトリウムをはじめとする電解質の値がどれも低値となってしまった。

 

美味しい崎陽軒のお弁当をいくつも食べれば幸せか、というとそうもいかない。実は私は塩味が子供の頃から苦手なのだ。勿論シウマイにはお醤油はつけないけれど、それでも全体的に塩味が強い感じがするのだ。だから崎陽軒のお弁当は一つだけの幸せだ。


 

スーパーのお惣菜も、国産野菜、化学調味料不使用のポテサラは買うけれど、それ以外はやはり添加物と原材料が気になって買うことができない。
ファミレスだって、原材料の産地にはこだわっているけれど、無添加ファミレスなんてないわけだから、化学調味料は使用しているだろうから、私の選択も矛盾している。
ファミレスで暴食することができた理由の一つには、長居が許されることもあるだろう。あとはやはりメニューの豊富さだな。
お蕎麦屋さんで親子丼を食べて、コーヒーを飲んで、紅茶を飲んで、小腹が空いてきたから、パンケーキを食べるというわけには行かないのだ。


 
懐かしいな、恋しいな、
最後に通い詰めていたファミレスで食べたのは北海道産インカのめざめ4種チーズのカルボナーラ風ディップと海鮮丼膳だったな。
それは今年の始めだった。
 

 
今日の東京の最高気温は9度、最低気温は1度、晴れの予報です。
寒さ厳しく、東京では新型コロナウイルス新規感染者の増加がとまりません。
お互いに気をつけて、良い週末といたしましょう。
本日も当ブログにご来訪いただきまして有難うごいざいました。


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