カレー丼

　　　　　　　　　　　　　　蘭免ん

 

 顔をしかめるほどに寒い夜でした。

やはり今年の冬は厳冬なのか。

またこの寒さがコロナ天国をもたらしているというから、

本当にまいってしまうな。

さて、そんな寒い日に、カレー丼というのはぴったりの食べ物だ。

 

お丼の蓋を開けると広がるのは温かき小宇宙だ。

横たわるピーマンは、ひしゃく型の北斗七星か、

奥に見える人参は、オリオン座のベテルギウスか。

広がる空の下には、これまた温かい白飯が詰まっている。

海外の皆様に説明すれば、カレーライスとは似て非なるものなのです。カレーのようでカレーではないのです。

通常、お蕎麦屋さん、おうどん屋さんなどで提供されるのです。

それは和食の技が施されているもので、カレーには和食に欠かせない出汁が効いていて、片栗粉が絶妙なとろみをもたらしているのです。

このとろっと熱い、カレーの「あん 」が美味いのです。

ちなみにこちら蘭免のカレー丼は、野菜の他、鶏肉がやさしいカレーあんに包まれています。

スパイスの辛さと、片栗のあんの熱さで、身体は汗ばむほどに温まります。

 

今日の東京の最高気温は９度、最低気温は１度、晴れの予報です。

今日も厳しい寒さの予報です。

日本の皆様には、心身ともに温まるカレー丼をお勧めします。

 

 

今日も当ブログにご来訪いただきまして有難うございました。