過去 1 週間のページビュー

2020年12月25日金曜日

今夜の報道1930 ゲスト熊崎氏の言葉


報道1930に出演した東京地検特捜部長も務められた熊崎勝彦氏の言葉に驚かされた。
熊崎氏が国民の1人として政治家はどうあるべきかについて
体験から学ばせてもらった中でと前置きの後、以下の言葉が発せられた。

「政治家は、極端に言えば、命をかけて国家国民のために全力を尽くすと言う軸がなければならない。」

 私は、唖然として固まってしまった。
もはや政治家に軸など求めてもいない。
とりあえず「嘘をつく」ことを止めて欲しいだけ。
この上に政治家に高邁な精神なんか求めても、虚しいだけだと、
とうに諦めてしまっていたことに気がつかされたのだ。
 

 
 会食を控えるようにと号令が出ても、総理大臣、閣僚、国会議員、地方議員達は、何が目的なのか会食に勤しむ。
こんな事実を知って私が思うことは、
おそらく総理大臣を始め、政治家は新型コロナウイルスに感染しても、ICUに空きがなくとも、そこで治療中の国民をどかして、特別に治療が受けられると思っているのであろうと言うことだ。 
新型コロナの感染による死亡者が3000人に及んでも、大した人数ではないと思っているのであろうと。 

 
 熊崎氏の言葉は続いた。
「今回の場合は危機管理だ。戦後最大の危機と言って良い。国民の生命にかかっている、そう言う基本的なこと、しっかり見据えられるかどうか。第三波は予見可能であった。素人でさえも予想できた。東京で1千人近くなると思っていた。先手先手でどう言う手を打って行くべきか、あらゆるデータを収集して、感染を一旦下げてそれから経済復興に力を注ぐ、そうしたメリハリのある政策を遂行すべきであった。 以下省略」

心にずしりと響く言葉が続いた。

総理大臣の会見の言葉が、都知事の会見の言葉が心にちっとも響かないのは何故だろう。

0 件のコメント: