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2017年1月8日日曜日

お江戸の春11



一枚のブラウスを買って、
お茶をするだけのつもりで、
東京丸の内に出かけた。
一昨日、金曜日の夜のこと。
 夜しか出かけられなくなって今年でついに10年目となってしまいました。
抱える難病で、素肌だと微量な紫外線に20秒足らずで火傷状態になってしまい、眼も傷めてしまうので、日中の外出は愚か、自宅室内も完全に太陽光をシャットアウトした生活です。
(デートなら昼間にしてとメールをくれた友人がおりますので、改めて記します。)
悪あがきという言葉がありますが、
まさにそれ。
今日には良人が帰ってくるというその日に、
大好きなママの元を去りがたいであろう良人の帰宅は夜に違いないと考えたのです。
試験終了のチャイムが鳴っても、鉛筆を置かない私でした。
目的地は丸ビル。
東京駅丸の内口の目の前だから地上では、目視ですぐわかる。
向かって、並んだ右が新丸ビルで左が丸ビルだ。
昨年は郵船ビルでのNYK交響楽団の定期演奏会に行けなかったので、丸の内は一年以上ぶりだ。
少々寒さを凌ごうと地下に潜ったのがいけなかった。
地下に入ると、広い空間に頭がくるくるパーになり右往左往してしまった。
新丸ビル
目的のブラウスは、売り切れずにあったし、
丁度半額になったところでラッキーだった。
ブティックの店内が、どこもおしゃれで、お調子に乗って写真を撮りまくった。
丸ビル前
カフェは、知られたチェーン以外は、非常に高いので、
KITTE(旧東京中央郵便局)ビルへ移動した。
一階のディスプレイのまたまた写真を撮って はしゃいでいると、どうにもお腹が、カフェでは収まらない気配になってきた。


しかし、がっつり食べるわけにはいかない。
良人帰省中に義母から電話があった。
義母の友人が中華街のお店に注文した肉まんとあんまんがあるけれど、食べるかどうか尋ねてきたのだ。
おそらく良人が、「小麦は食べないことにしてるから食べない。」と余計なことを言ったのだろう。
義母の問いに「食べます。食べます。」と即答、
「肉まんも、あんまんも大好き!です!」と伝えた。
義母のくれるもので、これまで不味かったものは一つとしてないのだ。
平田牧場発見!
つい先日、美味しいと人から聞いたばかりだった。
葛藤した。
肉まんも待っている。
しかし、目の前には豚が放牧されているようだ。
しかもここは金華豚らしい。
 店頭には、宝船が飾られている。
よく見れば、乗船しているのは豚だ。
吸い込まれるように入店してしまった。
帰宅後の豚のスペースを考えて、
一番小さい100グラムにしておいた。







お味噌ベースのニンニクの効いたソース、
りんごの効いた甘めのソース、
キャベツの千切りには、
ごま、玉ねぎのそれぞれドレッシングが綺麗に並んで、
つい最初におソースで 食べたのは、失敗だった。
お肉本来の味を知るにはお塩だ。
甘くて、上品な豚肉だった。
ロースでも全く胃もたれず、軽くてすんなりいただける。
衣も薄く付いていて邪魔にならないサクサクさだった。
しっかりしたお味の赤カブのお漬物はアクセントに。
お米は山形のつや姫だそうです。
店内の大きな窓からは、東京駅とビル群が見渡せて、
花のお江戸でのお食事の満足感が達成されました。
撮影時間7分、5分で完食でした。
しかし、次にスイーツを食べると、待っているあんまんがさすがに食べられなくなる。
 メリーズカフェで、
一粒のチョコレートとコーヒー。
白いのは、試食でついてきたものです。

チョイスしたのはラムレーズンでした。
こちらもすっとお口の中で溶けて、甘さ控えめで美味しかったです。
もう二粒は食べたかってけれど、こらえました。

下がった、ペンダントライトは、店内の中央だけで、
ドラキュラには、格好の高い天井に、埋め込みライトでした。
駅に向かう人々、KITTE前



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