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2023年4月30日日曜日

統一地方選挙後半戦も維新躍進

 

 雨後の筍のように、にょきにょきと維新の会は東京でも議席を伸ばした。

4月に選挙がない足立区、葛飾区を除く21区では、中央区、新宿区、台東区、目黒区、世田谷区、中野区、北区、江戸川区の8区で維新候補者がトップ当選を果たした。

当ブログの統一地方選挙前半戦は維新が躍進でも綴ったけれど、維新は、軍拡推進を強く訴え、核保有も是とし、国民主権の制限も厭わずそれゆえに憲法に緊急事態条項を入れるべく改正を急かし、弱者切り捨ての新自由主義が底流にある。

こうした維新の方針を支持して投票した人もいるだろうけれど、充分に各政党の政策、主張を理解していない人もいるのではないだろうか。

テレビでは党首討論も政党間の論争の場も放映されることもなく、人々は投票することとなっている。
よほど政治に関心がないかぎり、深く調べることもなく、また無関心な人は無関心なままに投票所へは足を運ばないであろう。
 
区議会選挙の前日22日には、神宮外苑再開発で3000本以上の樹木が伐採され、その反対デモが行われ6000人の人たちが参加したそうだ。東京維新の会はこれについても開発伐採を推進支持している。

そして維新は声高に教育無償化を訴えているけれど、それはずっと以前から共産党が、社民党がそしてれいわも訴えていることだ。

維新が原発推進であることも忘れてはならない。

福島第1原発1号機原子炉圧力容器の底に穴があることが明らかになり、放射能物質が漏れているであろう中で、

今まさに衆院で、原発が60年を超える運転を可能とする(実際は休止期間も延長できるため70年超えともなる)法案が可決された。
しかもその運転審査基準も定めておらず、新たに電気事業法に規定されることとなるため、事業者と経産相のブラックボックスで運転延長が容易に決められる可能性が大きい。これらの法案に、維新、国民民主党は賛成しているのだ。
 2004年には老朽化した配管から高温の蒸気が噴出して作業員5人が死亡し、6人が重傷を負う重大な事故が起きた現実もある。


 そして、深刻な格差者社会となってしまった日本。2億円のタワマンをぽんと買うパワーカップルがいる一方で、非正規労働で自分1人りが食べるのにやっとで結婚したくてもできない人々、3食食べられない高齢者、夏休みは給食がないため夏休み明けに痩せている子供、子供の貧困は親の貧困だ。

自民党は、年間所得が30億円の富裕層への課税を強化するという。30億円?に耳を疑う。所得の再分配と言うにはあまりにも遠い話だ。

維新も所得再分配には後ろ向きだ。富める者は富める大いに結構ということだ。

維新は、身を切る改革と言って公的機関の削減に注力している。病院、保健所、保健師、結果コロナによる人口当たり死亡率は日本で一番多い事態となっている。

東京でのコロナ施策もお粗末だけれど、公的病院が随分と力を尽くし貢献した。

医療、福祉の分野で利潤追求、採算性を重視すれば、それを要する弱者は救われない。

 維新が伸び続け、自民党、平和を棄てた公明党、国民民主党と一丸となって、いつかの大政翼賛会なるんちゃうやろか?

 

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東西伐採合戦

 

 

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

今日の発言が力がこもってます!