岸田首相が統一地方選挙の遊説中15日、和歌山県で起きた爆発物投げ込み事件は、許されざる犯罪行為だ。
時を経て、この事件を政治家はどう受け止めているだろうかとふと思った。
テロは断固として許されないと言う点は、どの政治家も異口同音だ。
気になるのは、その次だ。
こうしたテロの背景や動機を探ることは、やるべきことではないと言う政治家もいる。
私は、統一地方選挙を控える中で「政治家として自らが仕事を果たしているか?」と胸に手を当てて一瞬でも顧みる人を選びたいなと思った。
事件の動機や背景を探ることは、更なる犯罪を防ぐ上で必要なことだと思う。
事件を起こした木村容疑者は選挙制度に不満があったことが報じられている。昨年、当時23歳だった容疑者は、「被選挙権が25歳からなので市議選に出られない。法改正してほしい」と地元の自民系市議が開いた市政報告会に参加し、出席した同党衆院議員に訴えていたそうだ。
日本での被選挙権は、参院議員や地方議員、知事は25歳 以上、参院議員は30歳以上と定められている。海外の被選挙権年齢は18歳以上が多いらしい。
また、日本で被選挙人が納めなければならない供託金は、地方議会は60万円、衆参小選挙区で300万円、衆参比例区で600万円だ。供託金については、海外ではOECD35カ国中、23カ国で供託金がないそうだ。供託金があるイギリスでも7万円程度だと言う。
この辺りの話をジャーナリストの佐藤章さんが語っています。今夜のおすすめ動画YouTubeは、佐藤章一月万冊(岸田首相襲撃事件の動機は?木村容疑者の犯した罪とは別に事件の背景は必ず探らなければならない。 )←こちらをクリック
是非ご視聴下さい。
今日の東京の最高気温は26度、最低気温は18度、晴れ時々曇りの予報です。
早くも4月もおしまいに近づいてきました。来たる日曜日は投票に行きましょう。
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