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2022年4月22日金曜日

一時のバラマキも消費増税が待ち受ける


 不二家もミルキーやカントリーマアムなど16品目を原材料の高騰や物流費の上昇などにより実質的な値上げに踏み切ると発表した。(写真のシュークリームは今回対象になっていないようです。)

政府は、物価高騰を受けて、補正予算を組んで、主に子供のいる低所得世帯に5万円を給付する方向で調整すると言う。

生活が大変なのは、子供のいる世帯だけではないのだけれど。
失業が1年以上続く長期失業者だって21年は66万人もいて、前年より13万人増えている。 
非正規雇用やアルバイトで明日の暮らしも保障されない人もいる。
OECDが公表した平均年収の日本の順位が主要国35カ国中、22位にまで落ちたことは、多くの国民が実感しているところだろう。

ところが、昨日は就眠前の朝に、もうすっかり忘れていたかつての大蔵官僚がテレビで、日本は豊かになったと、寝言を言っていて驚かされた。最初は、政権与党や黒田総裁への配慮かと思ったけれど、心底思っているふうで、眠気も一気に吹っ飛んでしまった。
 
豊かに、ゆたかに暮らしている人々には、全く見えていないのだな。
 
話を戻して、
そもそも一時的にばらまいても、消費税を19%に25年までには上げるように経団連が提言しており、経団連の支持にある政権はその方向で動くだろう。
また本来頼みのはずの連合が、自民党と手を携えるようだから、 先は真っ暗だ。
 
今夜もぞっとして、おしまい。
 

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