室井佑月さんが、少し前に書いていた。
夜のスーパーで廃棄されたキャベツの葉を持って行く人を見る、と。
私も真夜中のスーパーでそんな場面をよく目にする。
キャベツ売り場の脇にあるゴミ箱のようなプラの中には、土で汚れたり傷んだ外側のキャベツの葉が捨てられている。
私も農薬を気にして、外側の何枚かは捨てて行く。
そんな捨てられたキャベツの葉の中から、マシなのを一枚、また一枚と探して拾って行く人がいるのだ。捨てられた物だから勿論泥棒ではない。ひと玉197円のキャベツを買うことも止めて生活を切り詰めなければならない人が今の日本には、多くいるということだ。
先日も、アノ布マスクの無料配布費用に5億円かけることに憤りを持って綴ったけれど、アノマスクの作製には400億円が支出され、2020年度だけの保管費用に6億円が支出された。
中には、布マスクでも必要だという人も いるかもしれません。でも5億円かけて送りますか?保管費用に6億円以上かけますか?
何ですかね、下級国民の暮らしはどうでも良い感じになって、上級国民のための上級国民による政治というのが、年ごとに色濃くなってきている感じがするのです。
最近は報道もウクライナ戦禍一色になって、日本の防衛費というより防衛の枠すら超えようという費用は、増強するのが当たり前だと勇ましい勢いで与党及びそれに類する党の議員さんがおっしゃっている。
国民は食うに困っているのに防衛費増強というのは、どこぞのお国と同じ 。
そこには、日本国内のあまりにも開いた格差、貧困の問題をかき消してしまおうという狙いもあるように思うのは私だけかしらん?
さて、れいわ新選組の山本太郎氏が衆議院議員を辞職して、次期参院選に出馬することになった。衆議院では、れいわ新選組は国会(予算委員会)で質問の機会すら得ることができなかった。議員の数が足りないのだ。野党第一党が質問時間を譲ったけれど、自民公明がそれを認めなかったのだ。
れいわの議員に、質問されると不都合があるのか。公共放送の、各党討論番組でも同じようなことが起こり話題となったりした。
お時間のある時に山本氏の会見をYouTubeでご視聴ください。
こちらをクリック→山本太郎がなぜ議員辞職するのか?
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