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2021年1月9日土曜日

またしてもぬるい水際対策


 ビジネス入国は、中国、韓国、ベトナムを始めとする11カ国で継続されている。これについて、昨年初動の水際対策の遅れの検証もなければ反省もないのかと、怒りすら覚える。
昨夜、報道ステーションに出演(録画)した 菅首相は、心配される「変異株」が一例でも発生したら、すぐにビジネス入国も停止すると言う。しかしこの場合でも、その国のみの停止とすると言う。
 
知られているように既に(1月4日時点)、空港検疫の患者検体で実施されたゲノム解析で21例の変異株 が確認されているのだ。
菅首相は、市中で一例でも見つかった場合はと言うけれど、日本の国立感染研は、ウイルスの遺伝子解析は全体の一割しか行っていないとしている。
市中で一例の発生が確認された時には、既に感染が広がっているだろう。
昨日、透析を行なっている方からいただいたメールに、既に大学病院で透析患者は一杯で受けられないと知らされ、心細い限りだと記されていた。
私もテレビのニュース番組で、都内での透析患者のコロナ対応は既に一杯で出来ない状態だという報道を耳にして案じていた。
コロナに罹患せずとも、透析をしていると支障が出て、入院治療を要することが多々ある。その場合、対応できるのは大学病院等、高機能病院しかないというのに。
有名芸能人との会食からどんな情報が得られるのか知らないけれど、そんな時間があったなら、今国難とも言えるこのコロナ禍の現状を、医療現場の生の声を、関係者の 声を聞くべきだっただろう。

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