二の酉の土曜日の夜は、
空気があるがままを認めるかのごとく、
微動だせず穏やかで、暖かな夜でした。
それにもかかわらず、
東京ではコロナウイルス新規感染者数が連日300人を超えていたせいか、
一の酉よりさらに人手が少なかった。
はしゃぐ、小学生、中学生の姿が見当たらなかった。
例年ならば、二の酉の夜には
掲げられた 熊手もまばらになっているのだけれど、
煌びやかな熊手が隙間を作っていはいなかったのだ。
屋台の主人の表情も皆一様にさえない。
今年初めての出店か、アーケードには甘酒の屋台がありました。
一方で、白蛇のお店が見当たらなかった。
こちらは、牛肉の串焼きのお店です。
やはりイカ焼きの屋台はなかった。
そして、りんご飴の店主 はずっと白い割烹着姿の小柄なおじいさんだったのが、3年前からか、やはり変わっていると確信して、
おじいさんは引退したのかと思うと急に切なくなった。
神社の裏手には、いつも並ぶ屋台に所狭しと椅子が並べられて、
熱燗やシューハイでワイワイ盛り上がっている人々の姿があるのだけれど、 今年はご覧のとおり椅子もなく、立ち寄る人が少し。
露天だから、いいじゃないかと思うけれど、隣との距離が保てないか。
三の酉は、26日木曜日です。
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