過去 1 週間のページビュー

2020年5月13日水曜日

やり場のない怒り、あなたならどうする?

置地廣場

友人からメールをもらった。
用件の後に、最近の私のブログを読んでくれているらしく、
自らの怒りの収め方が綴ってあった。
まずは、アルコールの力を借りて穏やかな気持ちになるとある。
なるほど。
次に、「バーカ」「くそ馬鹿野郎」 「死ね」などと口に出して言うとあった。
なるほど、なるほど。
私としては、「死ね」がちょいと引っかかったけれど、
健康だった時は、やはり意識しないで使っていたかもしれない。


驚いたのは、叩きつけて物を壊す方法を最近は控えているとあったこと。
友人はクリエーターだ。
このことをブログに載せていいか尋ねると、どうそどうぞと、
さらに詳細に綴ってくれた。
皿をコンクリートの壁に投げつけたりねー
薄い鉄製のメッキのゴミ箱を室内で思い切り蹴飛ばして(何度も)ゴミ箱はひしゃげ、網入りガラスドアにヒビが入ったこともある、ふふふ
前文にはクリエーターぽっくね?とある。
破壊があるから創造があると言うことか。


私は、まずもってお酒が飲めない。
怒りに震える時に、大好きな甘味を食べても味が全くわからないから、甘味は食べない。
甘味を食べるとしたら、怒りが時を経て思い出に変わった時だな。
「お疲れ様でした」と自らを慰労する時だ。
そしておしゃべり病の癖に、一人で「バーカ」と言えないタチだ。なんだかバーカが虚しく木霊して返ってくる感じがするのだ。
最後の物を壊すと言うのは「物にも魂がある」と思ったりするので到底できない。
はっきり言えばケチだから。
この度私は、びわ湖ホール四大テノール東京公演がYouTubeにアップされた(先月急逝したメンバーのオペラ歌手二塚直紀さんをしのんで無料公開された)のを聴いてその時は無になれたけれど、燻った火は未だに大きくなったり小さくなったりしている。



0 件のコメント: