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2019年10月31日木曜日

かぼちゃの祭典

東照

朝にこのブログをアップしようとして、首里城の火災のニュースにためらいました。
今日は、首里城の火災が気がかりで出勤した人が多かったと思います。
 9月3日にスーパーマーケットにお菓子が並んだ時には、
今年もだなと思った。
けれど、毎年のことに慣れてきたせいなのか、今年は台風などによる災禍 の影響か、例年よりは静かな気がしている。









かえるのピクルス












昨年、軽トラックが倒されるようなこともあった渋谷では今年は、お酒の販売が自粛されると言うから、渋谷の熱狂ぶりもそこそこだろうか。


本日仮装した方もおられましょが、
そうでない方のために、写真でお楽しみください。









私もこのような格好で夜な夜な街を徘徊したなら、気分上々になるかもしれないな。



明日からは、11月です。
どんどんと気忙しくなってまいりますが、ブログアクセスをお忘れなくお願いします。

首里城焼失の悲しみ

Photo Ushio

朝、首里城火災のニュースに呆然となった。
つい一週間ほど前に、辺野古埋め立て承認撤回を巡る訴訟で、
首を傾げたくなる福岡高裁那覇支部の判決が下されたばかりだった。
このまま辺野古の埋め立てが、止まることなく進めば、海岸や生息する海洋生物を失って行くのだ。
勢いが衰えない火災の様子に、首里城まで失うことになるのかと。
日本中の誰もが鎮火を祈ったに違いない。

Photo Ushio

午後の1時半ごろ鎮火したそうだけれど、正殿と北殿は全焼し、
貴重な収蔵品も消失したものと報じられている。
Photo Ushio

離れた東京に住む私ですら、とてもショックだ。
沖縄県民の喪失感は計り知れない。
どんなにか、悲しい思いをしておられるかと思う。
Photo Ushio

 私は、結婚して間も無く難病を発病したので、
良人との旅行は3回きりです。
これからも奇跡でも起きない限り、私は旅行はできません。
人生最後の旅行が沖縄となったのです。
この時は、まだ太陽に当たることができましたが、 歩行が困難で車椅子での旅でした。
車椅子でも、首里城スタッフのお力添えもあって鑑賞することができました。
沖縄の方々の心が折れることのないように、心からお祈り致します。
Photo Ushio



2019年10月30日水曜日

身の丈発言と雨男発言



 甲乙つけ難いほどに高飛車な2人の大臣がこの度は、
謝罪に追い込まれた。
萩生田大臣は、テレビ番組で導入される民間の英語試験について、「自分の身の丈に合わせて頑張ってもらえば」と発言した。
お金や地理的に恵まれた子供が有利になるのではと言う問いにも、裕福な家庭の子が回数を受けてウォーミングアップできるようなことはあるかもしれないと説明していたのだ。
萩生田大臣は、この発言から一日を経て、発言を撤回した。
撤回前、ついに教育の機会均等も削られる方向かと感じた。


河野大臣については、今回の豪雨で未だ行方不明の方がいる中で、自らの政治資金パーティーで笑いを取るために、私は雨男と言ったのも、日頃の対応どおり人の痛みのわからない人という感じを抱いた。
と同時に、こんな折に政治資金パーティーを開催しているということに驚いた。
ニュース番組の解説者は、口々に緩みと言うけれど、萩生田氏は、自らの考え、そして政権与党の考えを率直に語ったであろう。
2人の謝罪は、災害の被害者や国民に向けてと言うより、官邸にしている感じで、 不快な思いをされた皆様方にお詫び申し上げたいと言いつつ、「安倍総理にも謝罪しました。」と付けるのです。
もはや庶民に寄り添う大臣は出現しないのだろう。


 昨日お亡くなりになった緒方貞子さんは、過去、何度かの外相の要請をいずれも固辞したと伝えられている。

2019年10月28日月曜日

清秋



 東京は、秋めくと言うほどでもないような気がしますが、
一日一日が惜しくなった季節であることに違いはありません。
今日の東京の最高気温は21度、最低気温は16度、曇り後晴れの予報です。
皆様も何かと忙しい季節と存じますが、風邪など召されませんように。

2019年10月27日日曜日

そろそろ整理整頓、その先に断捨離

蘭免ん

 ご飯が少なかったけれど我慢した。
小竹さんにも太ったと言われたし。
先日のマックでは小竹さんにソフトクリームを食べようと提案されて、太ったからと断ったのだった。
すると、小竹さんは「そうね、太ったね。」と言った。
そう、私は明白に太ったのだ。
蘭免ん

季節野菜の天ぷらと、鴨の柳川とご飯一膳だけを食した。
こうやって文字にすると、それだけで十分だろうと思われるだろうけれど。


良人は小エビの天ぷらうどんを食べた。
良人は、きっと私の就眠中の昼間に、指定していた物以上の何かを食べたに違いないのだ。
Photo Ushio

私は、この季節野菜の天ぷらと鴨の柳川が一向に飽きない。
そして、今年はあと何回食べられるかという感じになってきた。
お花屋さんには、焦せらせるようにクリスマスの赤いポインセチアとシクラメンも並んでいた。
Photo Ushio

自宅は届いた掃除機も段ボール箱に収まったまま。
いろいろなものがとっ散らかっている。
そろそろ整理整頓をしなければ。
そして、万が一それが実行されたら、次に断捨離だ。


かつて、断捨離をせっせとブログに綴ったこともあったけれど、
もはや、私にとって断捨離は崇高な、手の届かないコトになった。


私にとって断捨離とは、
荒々しい岸壁に生える孤高の高山植物に手を伸ばすが如く、
であります。
 


今日はスクエアダンスの47周年パーティーが開催されるらしいです。
そんな今日の東京の最高気温は22度、最低気温は16度、曇り後雨の予報です。


やはりお腹が空いたので、整理整頓の前に腹ごしらえとします。

2019年10月25日金曜日

金木犀が香る時

置地廣場

夜が長くなってやれやれと思う頃には、
夜風が冷たくなる。
夜の徘徊が快適な時は、一瞬だ。


金木犀を見つけることができた。
真っ暗な夜道にも香ってくるから気がついたのだ。
この金木犀の花もこれまた一瞬。
 昨年は金木犀の甘い匂いを嗅ぐことができなかったので、
思い余って、少々むしってしまった。

ほんの少しの小さな花なのに香ります。
香りで目が覚めるほど。
でも今日の雨で、木犀の大樹の花は散ってしまうでしょうね。


 今日の東京の最高気温は19度、最低気温は15度、雨時々大雨の予報です。



 そして、10月も残り少なくなってまいりました。
10月1日が日本茶の日だとは知らなかったと思ったら、
伊藤園が制定したそうです。
秀吉が、天正15年10月1日に京都北野天満宮で大茶会を開いたことに因んだということです。
気が重くなる雨の金曜日となりました。
今夜は、早くお家に帰りましょう。

2019年10月23日水曜日

小竹さんと私2

置地廣場

 私は、小竹さんの小さな肩の左をぽんぽんと叩いた。
小竹さんは見上げて「あつ」と言って微笑んだ。
夜の9時は小竹さんがスーパーマーケットに挑む時間なのだ。
それより前、ヨドバシカメラからの帰途、「スーパーマーケットには小竹さんがいるかもしれない。」と私は良人に言った。すると、良人は、「帰る」とだけ言って先に行ってしまっていた。
小竹さんは、とても小さいので対面しているようであって、
実は対面していないのだ。
小竹さんの視線は、私のお腹のやや上ぐらいなのだ。
「小竹さん!」と言ったって、本当の名前が小竹さんではないであろうから、小竹さんが顔を上げるわけもないのだ。
だから、今のところ私は、小竹さんの肩を叩くしかないのだ。


先週、私は小竹さんにつれなくした。
午後の9時近くの駅ビルのお惣菜店の前で、
多くの人に混じって、小竹さんは値引き商品の争奪戦に挑んでいた。
小さな老女の小竹さんは、大勢の人の中でも弾き飛ばされることもなく、見事な戦いっぷりをしていた。
商品を見極めて、棚に戻したり、手を伸ばしたりを繰り返していた。
そんな小竹さんの小さな背中の右を私は掴むように叩いた。
振り向いた小竹さんが、誇らしげに、安くなった春巻きのパックを見せてくれた。そして「行く?」と私に尋ねてきた。
行く先は、他でもないカフェに決まっている。
 けれど、私は翌日が通院だからと断ったのだった。
話は少しそれるけれど、日の入り時刻が早くなった最近は、
6時前に真っ暗になるものだから、私は一度外に出ることにしている。
それは心の健康を保つためだ。
窓を塞いだ閉鎖空間に15時間以上居るのは、どうにも辛いのだ。そして向かう先はマックだ。
吹き抜けの天井の先は瞬く星の夜空に届きそうなぐらい高くて、
頭上にはライトがない。今更ながらに、私には絶好の空間だと気が付いたのだ。
そんなロケーションのマックで、私は、小竹さんのことをしばし考えている。それは、クレーマー師範の小竹さんのマックの不届き話の第一話だ。
それは、コーヒーの量だと言う。
私は、いつも蓋をしたまま飲むので、中のコーヒーの量など気にも留めたことがなかった。
なるほど、カップの外側にコーヒー量のラインが記されている。
これより少ないことがあると言うのだろうか?
私はそっと蓋を開けてみると、ラインより上にコーヒーが入っていた。


 二回続けて、カフェを断るわけにも行かないと思っていた私は、一昨夜は小竹さんとカフェに行く覚悟があった。
小竹さんは、「貴女、今夜も行くの?」と尋ねてきて、「うん」と言った私に「じゃあ、行こうか。」と小竹さんが言った。
丁度雨が降り始めて、予定のカフェはライトの具合の良い席に先客がいた。それで、2人で近くのマックに入ることにした。
私が小竹さんのコーヒーと自分のとを持って、2人のテーブルに置いて座った。
すると、いきなり小竹さんが「貴女、蓋を開けて御覧なさい!」と言う。
私は調教師に教えられる猿のように、肩をすぼめて言われるがまま蓋を開けて、小竹さんの顔を見上げた。
「ほらあ」と小竹さん。
私のコーヒーは、カップにいっぱい入っていた。
小竹さんは、自分のカップをご覧とばかりに並べた。
私は、小竹さんのカップを覗き込んだ。小竹さんのカップのコーヒーは私より少し少ないけれど、ラインは超えているように見えた。
再び小竹さんの顔を見上げると、小竹さんの眉間に青筋が立って、顔の色がみるみる青くなっていった。
青いその顔に私は心底驚いた。
以前、職場には、怒ると見事なまでに真っ赤になる、タコがいたけれど、青はいなかった。
「誇大広告なのよ。誇大広告の問題なのです!」小竹さんはすでに椅子を引いて、まさに立ち上がろうとしていた。
私は、この先に起こることがわかっているようであって、わからないことを言った。
「待って、私のと交換しましょう。」私は私の馬鹿をこう言う時に思い知らされる。


小竹さんの言い分はこうだ。
もしも、ラインまでのコーヒーの量ならば、メニューをはじめとするマックの広告に偽りがあると言うのだ。
ラインまでだったら、褐色のコーヒーが写らないと言うのだ。
私は、よくよく聞いて三度驚いた。
ラインの上か下ではなく、写真に偽りがあるといのか。
私は、恐れ入って呆然となってしまった。


五分はかからなかったであろうか。
小竹さんは、コーヒーを足してもらって戻ってきた。
どんなふうに小竹さんが言ったのか、私は怖くて聞けなかった。
ただ、誰が対応したのかが気になった。
どうやら、先週の初めの朝の4時に、一番で入店した私に、
マシンの始動に2分程度かかるからと、席までカフェラテを運んできてくれたスタッフに小竹さんはコーヒーを足してもらったようだ。
そのスタッフは、長蛇の列ができても、冷静に迅速にこなして行く師範級の人でもあった。
今日の東京の最高気温は23度、最低気温は13度、晴れの予報です。
世の中、いろいろな人がいますが、週末がすぐそこですからお互い頑張りましょう。