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2019年10月30日水曜日

身の丈発言と雨男発言



 甲乙つけ難いほどに高飛車な2人の大臣がこの度は、
謝罪に追い込まれた。
萩生田大臣は、テレビ番組で導入される民間の英語試験について、「自分の身の丈に合わせて頑張ってもらえば」と発言した。
お金や地理的に恵まれた子供が有利になるのではと言う問いにも、裕福な家庭の子が回数を受けてウォーミングアップできるようなことはあるかもしれないと説明していたのだ。
萩生田大臣は、この発言から一日を経て、発言を撤回した。
撤回前、ついに教育の機会均等も削られる方向かと感じた。


河野大臣については、今回の豪雨で未だ行方不明の方がいる中で、自らの政治資金パーティーで笑いを取るために、私は雨男と言ったのも、日頃の対応どおり人の痛みのわからない人という感じを抱いた。
と同時に、こんな折に政治資金パーティーを開催しているということに驚いた。
ニュース番組の解説者は、口々に緩みと言うけれど、萩生田氏は、自らの考え、そして政権与党の考えを率直に語ったであろう。
2人の謝罪は、災害の被害者や国民に向けてと言うより、官邸にしている感じで、 不快な思いをされた皆様方にお詫び申し上げたいと言いつつ、「安倍総理にも謝罪しました。」と付けるのです。
もはや庶民に寄り添う大臣は出現しないのだろう。


 昨日お亡くなりになった緒方貞子さんは、過去、何度かの外相の要請をいずれも固辞したと伝えられている。

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