コレド日本橋 |
新春の漆黒の中、
例年は1人で出かけるお江戸に、この度は、義母と良人を伴った。
目的も洋服のバーゲンを漁るというより、会食となった。
お食事処は、高齢の義母のために和食のお店とほぼ決めていたけれど、当日になって、店内の照明がかなり頭に近いことがわかって、急転直下のお店変更となった。
嫁である私がドラキュラゆえの寒い夜の外出、挙句に店内の照明の問題で お店選びもままならないのだ。
コレド日本橋に行ってみたいと言ったのは義母だ。
10年以上前は、コレドの手前の百貨店によく足を運んでいた義母だった。義母は、開発の進む日本橋を見たいのだろう。
ならば、コレドの慣れた魚新で、義母は天ぷら以外のものを注文すればよかろうということになった。
駅の下り階段を私よりスイスイ下りる義母だったけれど、
東京駅構内の人の多さに、かなり疲れた様子だった。
徒歩でも10分程度だけれど、八重洲口からタクシーでコレド日本橋に向かった。
コレドのイルミネーションは、これまでの中で一番華やかだった。
私は、義母や良人を待たせて、洋服を貪るように探すのも気が引けて、洋服はどうでも良くなっていた。
目当てのブティックをさらっと見て終わった。
店頭のお花が格別に美しかった。
新春ブティックの店頭に生花が生けられていたことはこれまでなかったので、それだけでも満足できた。
胡蝶蘭も大きくて鮮やかで見事だったけれど、
侘助か?清しい白色が、春の気配を感じさせてくれて、
とりわけ心に美しく映った。
メインイベントとなったお食事は、義母はお造りを少々食し、
天ぷらのコースは、そのほとんどを良人が義母の分まで食する結果となった。
私は、義母の来訪にあたり、掃除や洗濯に明け暮れて疲労募り、
人様の分までは食べる元気がなかった。
義母は、お造りが美味しいと言ったけれど、
魚新は元々お魚屋さんだったのだから美味しいわけだ。
牡蠣の天ぷらも美味しかったけれど、
穴子がふっくらと美味しかった。
最後は、かき揚げの天丼を選択しました。
新春2日の夜は、満席で食せないことが多い魚新で、
美味しい天ぷらを食べることができて、嬉しいひと時でした。
明日は、宝石のようなお江戸のイルミネーションなどをお届けしますので、是非またアクセスください。
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