同窓会から一夜明けて、
くちゃくちゃとガムを噛みながら、
喋り捲って、ガムが口からぴょいと飛び出さないで良かったなと、ほっとしている。
心残りは一つだけ。
またしてもお料理が殆ど食べられなかったことだ。
けれど、ずっと写真を撮影し続けていたプロのカメラマンの同期生も、常に気配りして動き回っていた幹事首脳部も全くお料理は口にしていない。
私は、口臭予防になるパイナップルを二個ばかり食べることができた。
でもそれが歯と歯の間に入り込んで、後半戦は非常に気になった。
今回で2回目となった同窓会、
正確には同期会と言うことになるけれど、およそ220人 が集まった。
初回の5年前は、134人だから、約80人の増員となったのだ。
やはり誰しもがFBに登録しているわけではないから、
個別のアプローチに効果があったのではないだろうか。
同期生は540人なので、およそ4割の出席と言うことだ。
初回に比べると、
内容がさらに濃くなって、欠席者のフォトレターが紹介されたり、同期生によるユーフォニアムとピアノ演奏、バグパイプの演奏があった。
ユーフォニアムの生演奏を聴く機会がなく、またピアノとの呼吸が合って、聞き惚れてしまった。
バグパイプは音量が大きいことが心配されたけれど、200人もの人の集う会場には、その心配をよそに、十分魅せてくれた。
高校時代の友人には、その当時も、
そして今も大きな影響を受けてきている。
その当時、色々と教えてくれた友人らと今回数十年ぶりに再会できたことに、感激したし、感謝している。
今回はお終いに、入学するずっと以前に廃止されていた旧校歌の斉唱があった。
私は歌わなかった。
歌詞も問題部分以外は知らないのだ。
私を含め、斉唱に疑問を持つ友人もいる。
歌詞それ自体と、
歌詞とは別に斉唱という一体になろうということに対してだ。
けれど、3番まできっちり歌っている人もいた。
いろんな人がいる高校だった。
でも、それぞれの個を尊重する高校だったと思う。
今回、米国で暮らす同級生のフォトレターには、
「選べなかった中学から、選んで入った高校だ。自分で考え、自分で選択しながら今に至る。自らが選ぶ自由を尊重してくれた高校だった。」と言う文章がある。
再び、考えさせられた同窓会でもあった。
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