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2018年11月21日水曜日

ゴーン・ショック走る



 一昨日の夕方に、日産ゴーン会長逮捕の速報が流れてから、
 ニュース番組では、何はさておきこの話題となった。
 ゴーン容疑者の報酬の過少申告の問題から、レバノン、ブラジルにある高級住宅を日産の子会社が購入し、ゴーン容疑者に無償提供されていたことが報じられた時には、正直「随分と舐められちゃったもんだな」と感じた。
日産の子会社所有の住宅の無償提供は、レバノンのベイルート、ブラジルのリオだけではなく、フランスパリ、オランダアムステルダム、 アメリカニューヨークにも及ぶという。
 自動車産業は裾野が広いから、周囲の誰かしらに、日産に関わる人の一人や二人はいるものだ。勿論日産車のユーザーだという人も。
 小学生の頃の社会科見学といえば、日産の工場だったり、日産系列の池田物産の工場だった。今でも、次々と飛び出すように流れてくるシートに工員が手早く作業する様子を鮮明に思い出す。
そして、ゴーン容疑者の社長就任後、私の周りにもリストラされた人が何人かいる。
 ゴーン容疑者が申告していた報酬は、年間およそ10億円だった。これに対して実際の報酬額はおよそ20億円だったという。GMのCEOは25億円だということだから、世界から見れば標準なのか。ちなみにトヨタ社長は3億8千万円だ。
 テレビの街頭インタビューに答える人たちは、意外とこのゴーン容疑者の実際の報酬額を妥当と考える人が多いようだ。
 これについて、小林よしのり氏が、「大リーガーとは違うだろう。個人主義で儲けるしかない大リーガーと、数万の従業員の人生を背負う社長とは、収入に対する「礼・マナー」が違っていて当然」と書いている。
私は、これにすごく納得した。

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