過去 1 週間のページビュー

2018年11月3日土曜日

同窓会に向けて最終回



 緊張が、恐怖に変わって、ついには憂鬱だ。
同窓会当日を迎えた。
突然の嵐に、電車が運休して行けない事態にならないかとさえ思っている。
緊張するというメールが幾人かの女子から届いた。
男子には緊張感はないのだろうか。
男子に尋ねてみた。
金曜日の夜でも仕事中だったり、明日も仕事だったりするせいか、まだ同窓会の緊張には襲われていないようだった。
私はプータローだから、同窓会のことだけが頭を占拠してしまうのだろう。
けれど、メールをくれた女子は、第一線で働いている。
この男女の違いは何なのだろう。


自分は、一体何が怖いのだろかと考えてみた。
入学する時の、白い紙の上に乗っかって行く怖さとは明らかに違うのだ。
実は、考えるまでもない。
それは、女子なのだ。
人数的には女子が少ない高校だった。
けれど、女子が強烈だった。
男子には、自意識過剰君というのが一割程度いた。
ただ、今、振り返れば男子の殆どは、物静かだったと思う。
女子にも勿論、癒し系の人もいた。
その癒し系の人数と同じだけ、強い女がいたように思う。
強い女が何人もいると、
それらの女の印象だけが永遠に残ってしまうのではないだろうか。
「隠れ強い女」というのも相当数いたな。
ああ、怖い。
 強い女といのは、威圧感があるのだ。
人は、いろいろなことを経験して成長して行くだろうけれど、
本質ってあまり変わらないような気がするのだ。
「真正」も「隠れ」も強い女子が癒し系女子に変わっていたなんてあり得ないだろう。
つまり、
 「毒女」や「鬼女」と化しているであろう女子が怖いのだ。


 今日の横浜の最高気温は19度、最低気温は11度、晴れ時々曇りの予報です。
 具体的なエピソードを綴れば、読者の皆様の共感を得られるのでしょうけれど、今夜はもう思い出すだけで、息が詰まって死んじゃいそうです。
生きて帰ってこられれば、いずれまた。

0 件のコメント: