難病を患う者にとって、現行の保険証廃止は困惑と絶望しかない。
そもそも顔認証のためにその受診機を利用できない。こうしてPCに向かっている時も、額、顔を完全遮光の布で覆い、サングラスが必須だ。
顔を覆っていたら、認証できないだろう。そもそもマイナ保険証を作りに出向くことも困難だし。
それを「マイナ保険証に反対する人はイデオロギーの問題だ」と斬って捨てた河野元デジタル大臣(神奈川15区)。
医療機関に受診しなければ生きていけない弱者には、目も向けなかった。認証ができずに、仕方なしに自宅に帰った人が亡くなった事例が週刊誌報道されると河野デジタル大臣(神奈川15区)は「知りません」の一言だった。
そしてマイナ保険証は、迅速な医療情報が提供できるは、全くの誤情報でデマと言って良いだろう。
マイナ保険証の薬剤の処方履歴は2ヶ月以上前のものだ。急性的な薬剤の副作用は、大概は直近もしくは最近に服用した薬だ。こうした場合、お薬手帳の方が間違いなく適切だ。
私は、一般的に処方されるような薬剤でも、0.数%の人しか起こさないという重篤な副作用を起こすタチだ。救急車で搬送されたとして、マイナ保険証を拠り所にされたら、診断も誤る可能性がある。しかも、こうした副作用を起こす薬は数十年処方されていないので、何がダメかもわからず適切な薬剤の処方も危ういことになるだろう。
東京新聞9月25日 |
そもそも保険証は存続であったはずが、どうして廃止になったのか、その経緯、閣議協議の記録もないと言う。結局、河野太郎氏(神奈川15区)の独断だったのだろう。
ブルトーザーで人々を薙ぎ倒して行くような強権的やり方に、先々が不安でいっぱいになる。
東京新聞7月28日 |
東京新聞10月20日 |
東京新聞など全国の地方紙が8月に実施したアンケートによると回答があった1万2007人のうち、8割の人が保険証を残して欲しいと回答したと言う。
開業医らの全国保険医団体連合会は、マイナ保険証に多発するトラブルの実情を訴え強く現行保険証の存続を求めている。
河野太郎氏の後任の平将明(東京4区)前デジタル大臣も冷ややかに現行保険証の廃止を当たり前のこととした。
あるYouTuberが平将明氏(東京4区)のことを河野太郎のモラハラ要素を薄めて音喜多駿を足した感じと、うまく表現していたが、まさに数回の記者会見は冷酷さを露わにするものだった。
現行の健康保険証の存続を公約に掲げるのは、れいわ、社民、共産の3党です。
健康保険証の存続か廃止かは、弱者に目を向ける政党か、弱者切り捨ての政党かのバロメーターです。
今は、健康でつまづくこともなく生きている貴方も、それが続くとは限りません。
庶民の声、弱い立場にある人の声を聞く政党への支持を切にお願いします。
2 件のコメント:
選挙が近くなりました。
投票に行きましょう。
匿名さん コメントありがとうございます。今、投票に行って白票でも意味があるという誤った見解が出回っています。白票は批判票ではなく与党アシストです。投票率が下がることと全く同じで、低投票率は自公に有利なのですから。つまり与党支持の誘導です。マスコミもこれに動いているようなので、引っかからないように、白票はダメの拡散お願いします。
コメントを投稿