手違いなのか、とうとう選挙公報は届かないままに
投票日の27日となった今回の衆院選挙。
めちゃくちゃにも程がある。
投票用紙が届いたのは、投票日の6日前の21日だった。
投票用紙だけ届いても、
テレビもない、新聞もとっていない、インターネット環境もない人は候補者の情報をどうやって得たら良かったのだろう。
首相就任から8日後の解散は戦後最短。
解散から投開票まで18日間というのは戦後2番目の短さ。
長く続いた自民党の腐敗政治、それを象徴する裏金事件で政権与党の信頼は失墜した。
そんな中で、国民に判断材料の提供もないままに、どさくさでやってしまえとまさに党利党略のための解散総選挙だった。
結果、選挙のための実務も間に合わなかったということだ。
(東京都の場合、区によっては選挙の2日前に選挙公報が届いたところもあったようだ。)
選挙を蔑ろにしている。
それは、民主主義の土台を壊していると言って良いだろう。
投票用紙だけ届いても |
投票日が近づくと、『白票の勧め』というのが最もらしい理由をつけて流布された。
山崎雅弘さんがポストで警鐘を鳴らしていて私は知った。
白票は、政権与党や現職への批判を、『対立候補の投票へ』という投票行動を阻止することになってしまうのだ。
つまり、現職や、与党自民党へのアシスト効果があるのが「白票」なのだ。
迷ったら白票と、地上波テレビでは有名キャスターが、
白票も選択肢の一つと大手新聞も白票是認を記事にしたという。
長期自公政権でマスコミが自民党の犬、ないし一体化しまっているのが、腐敗政治の闇から抜け出せない大きな阻害要因となっていることは間違いない。
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