今夜もタコさんのお話。
タコさんを連れ帰ってから、
そのお愛嬌のある顔を見る度
憂鬱が瞬間的に消える。
部屋中タコさんだらけにしたら、瞬間が重なって
憂鬱が吹っ飛ぶだろうか。
そんなことを考える間も、憂鬱が隠れる。
そんなわけで一昨夜よりは、俯いた顔を少しだけ上げて
いつものファーストフード店に向かった。
すると注文カウンターにいたのはタコさんを作ってくれた青年だった。
タコさんのお礼を言うと「タコの裏にメッセージが書いてあるんですよ。」と。
それを聞いて、じっくり座ってアイスコーヒーを飲んで
東京新聞を読むより、直ぐにでも帰りたい気持ちになった。
タコさんをひっくり返す直前は、
くたばれババアだったらとふと思ってしまった。
「いつもありタコ♡」だった。
この時は嬉しいより、なんかほっとした。
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