過去 1 週間のページビュー

2024年2月17日土曜日

甘利100  バラマキ全国行脚


 「総理2800、すがっち500、幹事長3300、甘利100」
は記憶に新しいところ。
 
このメモの存在が明らかになたのは、昨年9月、中国新聞のスクープだった。
2019年参院選の広島選挙区での大規模選挙買収事件で家宅捜査の際に河井元法相の自宅から押収されたものだという。

今回もまた中国新聞のスクープ。

「甘利100」は河井克行元法相に渡されただけではなかったらしい。
甘利氏は、2019年参院選で全国の候補者に100万円を配り回り、その原資がこの度問題となっている政策活動費だった可能性があると報じたのだ。
宮城選挙区の元参院議員愛知治郎氏らの取材でわかったという。
単純に自民党衆院議員数 259人に配られたとすると、2億5千900万円だ。原資の大半は税金だ。
 
また日刊ゲンダイは、甘利氏について2021年衆院選で地元神奈川の選挙区で当選が危うい情勢で「裏金」のネコババの可能性に言及している。その額、やはり政策活動費として1億円だ。
この時甘利氏は自民党幹事長であったが、21年衆院選選挙区で敗れ比例復活で衆院議員の首をかろうじてつなげたわけだが幹事長の職を辞するに至っている。
このため自民党幹事長としての在任期間は 35日。その間に政策活動費として3億8千万円を甘利氏は受領しているという。このうち3億6500万円については、選挙公示前に党幹部11人に支出されたが、それとは別に公示翌日、選挙戦終盤に5000万円づつ計1億円を甘利氏が受領していたという。
前述のように、21年衆院選で選挙区で当選が危うい状況であった甘利氏は、全国の選挙遊説を取りやめ、自身の神奈川の選挙区に張り付いていたのだ。つまり配り回るはずの1億円は、ネコババでは?というのだ。
 
菓子一
 

おしまいに、おさらい。
河井夫妻大規模選挙買収事件とは
2019年参院選で妻の案里を当選させるべく広島の地方議員など100人に選挙運動報酬として2871万円を配ったとして当時法相であった河井克行氏が実刑を受けたもの。
 
甘利氏が今だに説明責任を果たしていない疑惑
「甘利明 UR口利き疑惑」

2016年、当時 経済再生担当相であった甘利氏は県道千葉ニュータウン北環状線整備に伴う補償交渉を巡って、都市再生機構(UR)に口利きをした見返りに千葉県の建築業者から現金を大臣室で50万円受領した疑い。大臣室以外で50万円、また元秘書は同業者から1300万円を受領しているが元秘書と甘利氏との共謀の証拠はないとしてこれについては甘利氏は不起訴となっている。大臣室等での甘利氏の現金受領については今だに説明がないもの。

菓子一

自民党金権腐敗政治を終わらせて、
政権交代を実現させましょう。

 本日のお勧めYouTube動画はポリタス 報道ヨミトキ
青木理さんと津田大介さんが今週の様々な出来事を解説しています。

報道ヨミトキ FRIDAY  ♯142 ←こちらをクリック


皆様におかれましては、充実した週末となりますように。
本日も当ブログにご来訪いただきましてありがとうございました。

関連ブログ
 
 
 

0 件のコメント: