小さな玉ねぎ1個89円に肩を落として、買わずに帰って来た。
介護保険料の月額9000円弱も、医療保険料も地方税も、少額の年金にかかる所得税も、日々の消費税も重くて重くて大変な毎日だ。
そこに月500円、年間6000円。2人世帯なら1万2千円も取られるのか。医療保険料への上乗せは実質的な増税以外の何ものでもない。
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東京新聞2月7日 |
岸田首相は、賃金がその分上がるので、実質負担はないと国会で答弁している。
言っておくが賃上げを表明しているのは大企業だけだ。日本の企業は9割以上が中小企業だ。年金受給者にもその恩恵はない。物価高が実質賃金を押し下げている事態が2年以上だ。
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東京新聞 |
茂木幹事長は、昨年1年間でおよそ10億円もの大金を非課税で受領している。「政策活動費」という名目で。
しかしこの原資の大半は我々の支払った税金だ。二階元幹事長に至っては、5年間で50億もの大金を非課税で受領している。また、二階氏は政治団体の収支報告書に3年間で3500万円の本代が収入の訂正とともに支出として追加記載されたと言う。この3500万円という金額は公立図書館の4館分に当たるという。
ふざけた話だ。
私たちは、どうぞお好きにお金を使ってくださいなと、茂木氏、二階氏にお金をプレゼントしているのだ。
暗黙の3000万円のルール。 どういうわけか3000万円以下の裏金については、議員は何のお咎めなしだった。
2728万円の大金を机の引き出しに入れて置いたのは安倍派萩生田前政調会長だ。
地検特捜は、任意の取調べで革張りのソファーに議員を座らせ、議員の肩を揉み揉みなんかして、「センセイ、3000以下の自然な数字を並べるということで」などと耳打ちしているわけじゃないだろうな。
国民は3000万円どころか、300万円だって、30万円だって3万円だって3千円だって、300円だって所得を得れば税金をむしり取られる。
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東京新聞1月28日 |
秘書が秘書がの安倍派世耕前参院幹事長は、近大の理事長でもあるわけだから、議員はお辞めになって大学経営に専念すべしと思っていたら、大学の教職員組合が理事長辞任を求める団体交渉要求書を大学側に提出したという。世耕氏の説明が道義的に受け入れられない。学生に何と説明すれば良いのかと。大学創設家の世耕氏からは「辞任の予定はない」との回答だったそうだが。
世耕氏の全て秘書がやったことという説明は追及されるべきだった。小沢一郎氏がいわゆる期づれ記載の陸山会事件で小沢氏が不起訴となった際に、世耕氏は次のようにツイートしていた。「(自分は)会計システムまで構築し、(収支報告時には)担当秘書に一つ一つ質問しながらじっくりと確認しながら提出している。」(女性自身)
政治家は嘘をついても良い。 教育機関の経営トップも嘘つきでもよろしいようで。
そして、世耕氏については、生活保護バッシングを片山さつき議員と共に激しく行い、生活保護費を引き下げ、毎年減額させてきたのだ。以来、生活保護受給者の暮らしは逼迫し、この物価高に親の介護施設に行く電車賃もなく親の死に目に会えなかった人も、とは貧困問題に取り組む作家の雨宮処凛さんだ。
さらにここに来て呆れ返ったのは、安倍派松野前官房長官だ。裏金問題で「お答えは差し控える」を連発した松野前官房長官は、安倍派の事務総長(2021年10月〜22年8月)に就ており、逮捕されるのではとも囁かれていた。
その松野氏について、この度赤旗の大スクープ。
赤旗は、裏金事件で、松野氏が官房長官を更迭されるまでの2週間のうちに官房機密費4660万円自身に支出していたと報じた。
松下政経塾出身の松野氏、裏金事件で12月12日の国会、自身の不信任決議案が採決で否決された際に「ニヤリ」としたことが話題にもなっていた。そして、このどさくさでの機密費のネコババだ。
立件もされずに、今は札束を枕に眠る日々か。この大金を軍資金に次の選挙も勝利を手に入れたようなもの。
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東京新聞2月7日
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本日のおしまいは、岸田首相の闇パーティー。
岸田首相の政治団体ではなく、任意団体が開いたパーティー。受付などは岸田首相の事務所の人々だったと言われている。この任意団体はパーティー収入を首相の政治団体に寄付したのだ。
ちなみに任意団体の代表と岸田首相後援会代表は同一人物。
任意団体の名称は、「首相就任を祝う会」だそうだ。
任意団体ならば、政治資金収支報告書の記載義務など負わず、政治資金規正法の適用外だ。
「岸田首相励ます会」「岸田首相渡航バラマキ壮行会」様々な会がパーティーを開いて、寄付、寄付、寄付で集金できるわけだ。
病に障るので本日はここまで。
市民団体「自民党ウラガネ・脱税を許さない会」は安倍派5人組ら幹部議員7人と立件された元議員3人を告発しました。賛同者の雨宮処凛さん、ジャーナリストの古賀茂明さんも記者会見で登壇しています。そのYouTube動画をご視聴ください。
さようなら自民党政治、
さよなら自民、
政権交代を実現させましょう。
2月14日に本文を一部訂正いたしました。お詫び申し上げます。二階氏の本代3500万円について、政策活動費の内訳と記しましたが、政策活動費は領収書もいらない使途が問われないお金です。この度は、裏金に付いて未記載であったお金を収入として計上せざるを得なくなった二階氏の政治団体が、収支のバランスから支出として書籍代として3500万円を計上したものです。
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