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2023年3月12日日曜日

3.11から12年


 昨朝11日に、ガクンと揺れる地震でどきっとした。
真っ先に原発を心配して震源地を調べた。
日本に住まう多くの人は、地震で揺れる度に原発を心配するだろう。

東日本大震災から12年、震災で亡くなった方は1万5900人、余儀なくされた避難生活の中でお亡くなりになった方など震災関連で亡くなった方は3789人(昨年度末時点)と報じられています。心よりご冥福をお祈りいたします。

今も3万1千人の方が避難されておられます。日々の暮らしで、震災が起きた日を忘れることはできず、大事な人を失った悲しみや故郷が変わり果ててしまったことに心を痛める日は続いていると思います。

 

アンダーコントロールと安倍元首相が言ったものの、

福島第一原発1号機は原子炉圧力容器を支える土台が損傷しており、震度6強の地震で原子炉が倒壊する恐れがあるとの指摘がある。

 停止中の原子炉も核燃料が存在するわけで冷却し続ける必要があり、地震大国日本で、原発の安全性は楽観論で拭えないのだ。

にも関わらず政府は、原発依存度を下げる方向にあったはずなのに、再び原発推進に舵を切ろうとしている。60年超の運転延長を可能にし、廃炉が決まった原発の建て替えも推し進めると言う。

東京新聞が報じた日本世論調査会による全国世論調査で、60年超の運転について支持しないが71%に及び、廃炉が決まった原発の建て替え開発、建設推進に反対は60%となっている。

こうした政府の原発の最大限活用の方針を評価しないは64%と、国民の賛同を得られていない状況だ。

 今も震度6強の地震が起きた場合、福島第一原発の1号機の原子炉倒壊の可能性についても指摘されている「3.11から12年。原発の中と外から脱原発を訴える」西谷文和の路上のラジオ YouTube動画を是非ご視聴ください。(↓下をクリック) 

鼎談 森重晴雄さん(原子核工学研究者、三菱重工在籍中に伊方原発3号機の建設に携わる、原子炉の耐震構造の専門家) 小出裕章さん(元京都大学原子炉実験所助教)聞き手西谷文和さん 




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