「人生最後の大役と思ってベストを尽くしたい」と昨日記者団に語ったのは64年東京五輪出場、初代Jリーグチェアマンの川淵氏だった。
東京オリパラ組織委員会会長の森氏が辞意を固めたことで、その後任の人選だ。
川淵氏を指名したのは、他でもないこの度女性蔑視発言をした森現会長だ。
それを受けて川淵氏は受諾するとともに、森氏に相談役を要請したことも明かしていた。
私もうっかり、そうですか、台風で看板が壊れたから、看板を掛け替えましょうてなものだな。
事実上の院政だと流した。
今回の問題発言の当事者である東京オリパラ組織トップが、後継にお友達の川淵氏を指名して、そのお友達が窮地にある友の涙によっしゃ、わてが頑張るで、あんたも残ってや!という話だ。
典型的な日本のやり方だ。
組織の定款に代表をどう定めるかが書いてあろうとも、そんなの関係ない、そんなの関係ない。
うちうちで、見えないところでよろしくやる。
それが日本流だ。
ところが今日になって事態は一変、川淵氏の新会長のお話は白紙になった。
流す私も昭和だな、と反省しつつ、
昨日、今朝までのスポーツジャーナリスト達の、川淵氏の適任発言、ヨイショ!ヨイショ!が笑える。
この密室での後継指名について、この度ジェンダー発言が問題となったわけだけれど、五輪憲章に照らして、その辺りの身体検査はできていたのか?類は友を呼ぶという諺もある。
今後、後任人事については、候補者検討委員会を設置する方向にあるらしい。そのトップの候補には御手洗氏の名前が挙がっている。
スポーツ界でのゴタゴタは川淵氏、グローバルな視点が必要となると御手洗氏、素人にも読める札だな。
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