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2020年7月10日金曜日

とうとう白玉を作った

置地廣場

 まさか白玉を作ることになろうとは。
これもコロナのせいだ。
自粛生活と休校で、自宅でスイーツを作る人が増えて、
ホットケーキミックスが売り切れだとは聞いていた。
今は白玉粉が品切れ状態だと言う。
置地廣場
 子供がいれば、時間を弄ぶ子供と共にスイーツ作りをせざるを得ないと言うこともあろう。
でも、料理嫌いな私は、絶対にスイーツ作りなどはしないと当たり前のように思っていた。
ごはんを作るだけで、ヘトヘトだ。真っ平御免、冗談にもならないと。
置地廣場

 けれど、風が吹けば桶屋が儲かるふうに言えば、
新型コロナウイルスが、ここに来て、空気感染の可能性も否定できないと言うから白玉を作ったのだ。

東京では、コロナ感染者数が増加しているけれど、
商業施設も平常の営業時間となり、ファミレスも夜間も営業するようになって、街は徐々に息を吹き返しつつあった。
そんな中で、食い意地の張った私は、まずはソフトクリームが食べたくなった。
ドトールの営業時間が21時になったなら、モンブランだな。
私の頭の中でスイーツが展開して行った。
しかし、コロナが空気感染となれば、高い頂きを臨むソフトクリームやモンブランを悠長に食べてはいられない。
うねうねと立ち上ったソフトクリームを持って、マックの店内を歩けば、一体いくつのコロナが白いクリームにくっ付くか知れやしない。モンブランとて同じだ。クワバラクワバラ。


 しかし、甘味を諦めることはできない。
近くの工場で作られたケーキはどんなものだろう?
結局安全なのは、綺麗に洗った自らの手で作ることだ。
自ら作るなら、やはりグルテンフリーのものだな。
となると一番お手軽に出来るのは、「白玉」ということになったのだ。
子供の頃は、夏休みとなった母に言われるがまま、喜んで白玉粉をまあるく丸めて、真ん中を少し押した。今となれば、白玉作りが嬉しかったのだか、母の夏休みが嬉しかったのかどちらだかわからない。
もう一生作ることはないだろうと思っていた白玉作りは嫌々だ。
手のひらサイズのを作って、お湯から掬い上げてから千切ろうかとも思った。
小豆は、当然ながら出来合いのぜんざいだ。
 ブログ読者には海外の方もおられるので、写真を載せます。


白玉が大きくてすいとん風ですが、
柔らかくて、つるっとのどごしよろしく美味しかった。
白玉粉は玉三白玉粉を買った。
パケージが子供の頃と同じような気がして調べてみた。
製造メーカーの川光物産は、大正10年に日本白玉株式会社を買収して、玉三の商標を継承したことはわかったけれど、パッケージの変遷まではわかりませんでした。


金曜日を迎えました。
でもやはり、銀座で甘味が食べたかったな。
今日の東京の最高気温は29度、最低気温は23度、曇り時々雨の予報です。
被災された方のご不自由を思えば、家で白玉が食べられるだけ有難いですね。


2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

川光物産は、千葉の松戸では、超有名。

あんこちゃん さんのコメント...

Unknownさん
コメントありがとうございます。
川光物産の白玉粉はシェア1位のようですね。