踏んだり蹴ったりだ、と苦い思いで文月を迎えた。
二日目となった昨夜の美容室、
結局、おったまげるほど高くついた。
理由は、シャンプーが二日分入るからだ。
初日のシャンプーは、まだしも昨夜のシャンプーは酷かった。
やる気をすっかり失ったような若い女性スタッフが、
猫の顔洗いのように、ちょっと頭を撫でて終わってしまった。
会計の時に、言いたい文句をグッと呑んだ。
夜にやってもらっているから仕方ないかと。
こんな難病だから、働けるわけもなく、
稼ぎがないのに、こうして健康な人に比べてお金がかかる。
医療費や通院のタクシー代は元より、遮光のための様々な道具、UVカットの下着、UVカットの洋服、完全遮光の布も高価だ、日焼け止め代も毎月ずしっとかさむ。
おまけにこの難病の症状の一つに化学物質過敏がある。
勿論、市販の普通の石鹸やシャンプー、化粧品は使えない。
蕁麻疹ができてしまう。
食用油も溶剤を使用しない圧搾の油を使う。
どれもこれも、一般の商品より高価だ。
稼げないのに、お金がかかる。
今朝は、なかなか眠りに就けなかった。
0 件のコメント:
コメントを投稿