新型コロナ感染拡大でも経済最優先

置地廣場

　東京では、新型コロナウイルス 新規感染者が４日連続で２００人を超えている。
昨日は７５日ぶりに福井県で感染者が1人確認されたほか、大阪（３２）、埼玉（３１）、千葉（３１）、神奈川（２３）、鹿児島（８）、京都（８）、兵庫（７）、奈良（５）、福岡（５）、和歌山（５）、長崎（４）、北海道（４）、茨城（３）、三重（２）、宮崎（２）、栃木（２）、宮城（２）、静岡（２）、滋賀（２）、広島（１）、長野（１）で新たな感染者が確認されたている。
都知事は、都内での新たな感染者数が２００人を超えていても、とかく「検査数を増やしたから」と言う。
検査を増やせば、感染者数が増えるのは当たり前と言うわけだ。
特に対策がないと言うことは、「これ」止むなしと言うことだろう。舵は経済に切ったと言うことだ。
政府に至っては、「Go to トラベル」を前倒しした。
この観光支援策は当初８月の実施を予定していたけれど、今月２２日から開始すると言う。
皆さん、早く全国に旅に出ましょ！と言うのだ。

決して、無策というわけではなく、経済を優先した明確な政府の意思表示だ。
 　前にも綴ったけれど、東京は元より、各道府県での医療機関の受け入れ体制は万全なのだろうか。
現在、重症者が少ないのは、３０代以下の感染者が多いからで、
今後、地域や年齢層が拡大していくことは自明であろうに。