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2018年7月31日火曜日

お江戸の夏8



 今月の初めにちょっとだけお江戸に足を運んだ。
リアルタイムの話ではなくて申し訳ないです。
まだ、今のように暑さが厳しくない夜でした。


日本橋、和紙の榛原は、
うちわと蓮の花が涼を演出し、
高島屋も金箔に青い薔薇で、幻想的な雰囲気でお勧めのお中元の品が並んでいました。
コレド日本橋の魚新で、お江戸の味わい、
お決まりの天丼を平らげました。



これより前、大丸東京では、伊勢屋の甘味、草津亭のお弁当を購入。 
伊勢屋では、残念ながら目当ての夏季限定、
絶品くず桜は既に完売でした。
乗り遅れた感じ。
草津亭のお弁当は見目麗しく、
美味です。



文月初めは、とことん陽が長いので
出陣時間が夜の8時近くになります。
毎年毎年、閉店時間とのバトルです。
我ながら、何のために出かけるのやら。
高島屋も榛原も閉店しているわけで。
ショーウインドーの鑑賞と食の楽しみですかね。


日本橋はまだ再開発の途上でした。

2018年7月30日月曜日

仰ぐ貴女に福きたる

loft

 火星が明日に大接近するというので、
気にしている。
右上の端に塵のように見えるのが火星だろうか?
肉眼だとオレンジ色でかなり明るかった。



帰宅後、
星の位置の計算を突如始めることがある
良人に火星かどうか確認した。
すると良人は、極めて不機嫌、返事もなし。



今日からの酷暑の出勤に火星どころじゃない!
という思いなのだろう。
今日の東京の最高気温は31度、最低気温は26度、曇り時々雨の予報です。
「扇ぐあなたに福來る」そうなので、今週も猛暑が続くようですが、扇ぎながらなんとかやってまいりましょう。
そして、皆様もお疲れでしょうけれど、是非星空も仰ぎ見てくださいな。

2018年7月27日金曜日

崎陽軒味くらべシウマイ御弁当

Photo Ushio

 我が家は、金曜日がシウマイ弁当の日ですが、
今週は既にくたびれたので前倒しで昨夜シウマイ弁当の日となりました。


日の入り時刻が早くなったとは言え、
ドラキュラが外に出られるのは、19時半です。
シウマイ弁当は売り切れの可能性があるので、
就眠前の朝に電話で取り置きをお願いして、良人が買って帰る段取りです。
ちょっと目先を変えてみようかと、
神奈川限定販売のお弁当があるか尋ねてみました。
東京でありながらも横浜工場から運ばれてくるようになって、
「夏のかながわ味わい弁当」と「味くらべシウマイ御弁当」も
あると言われて、即決!


御弁当を買って帰宅した良人は、
「味くらべシウマイ弁当が私だね?」と尋ねてきた。
食い意地が張った良人に、予防線を張るべく
「郷土愛が深い、牛男さんは夏のかながわ味わい弁当の方です。」とあらかじめメールをしておいた。
すると、良人は激怒、文句を垂れ始めたのだ。
無口という病気の良人の取り柄は、
無口がゆえに、一切文句を言わないことだというのに。
猛烈な暑さ続きで、良人も変質したのか?
「メールなんか見ていません。だいたい味くらべの方が、1250円で高いんだぞ。
稼いでいるのは私だ。
見ろ!大きさだって、味くらべの方が大きいじゃないか。」
と言うのだ。
おお、喋れるじゃないかと私は心の中で思った。
確かに、かながわ味わい御弁当の方が小ぶりかなと言う感じだ。
すると次に
良人は「(弁当箱の)厚さも違う !」とまで言い出した。
私は、お弁当の撮影を頼んで、8時までにドラッグストアに行かなければならないことを伝えた。
すると良人の文句は止まった。
私はドラッグストアへの道すがら、お弁当の厚みにまで言及した良人におぞましさを感じた。


従いまして、今日の写真は全て良人が撮影したものです。
包装紙には神奈川の観光スポットがプリントされています。

良人は学生時代に遠泳をさせられたであろう猿島の写真は輪ゴムがかかったまま。
良人の怒りと疲れを感じる。









今日が健康診断の良人は、私が帰宅すると既に就眠しており、残されていたのは味くらべシウマイ弁当でした。
 夏のかながわ味わい弁当の、感想は後日と言うことになりますが、中身は、三浦海岸産のひじきや三崎のマグロや小田原のかまぼこ、小田原の梅干しなど神奈川の産物が彩っています。
この夏のかながわ味わい弁当のお値段は、930円です。



 さて、私が食した味くらべシウマイ御弁当は、大満足となりました。まずボリューム的に、シウマイ弁当ではちょっと足りない人もこれなら問題なしかと。


昔ながらのシウマイより大きいサイズの、エビシウマイ、カニシウマイ、特製シウマイと昔ながらのシウマイが入っているので、
シウマイに関して、違う味わいを楽しめて、量的にも満足です。
中華弁当やお弁当夏ではシウマイが足りない感じがしますが、その「もっとシウマイ!」と言う感じがありません。
お赤飯というのも満腹感を得られる要因かもしれません。
シウマイというエースを支えるレギュラーメンバーの筍の甘辛煮や、あんず、かまぼこも入っているので安定感があります。


 最後にとっておいたお饅頭は、てっきりあんこだと思っていました。
するとこれはシウマイまんでした。
後半戦試合終了10分前に、途中出場した選手が1ゴール挙げた感じで、嬉しい美味しさでした。
よくよく包装紙を見ると、
龍に沿って出場選手は記載されていました。

異常な暑さと戦って
皆様もお疲れのことと存じます。
週末は台風到来のようですし、今夜は味くらべシウマイ御弁当、かながわ味わい弁当をご自宅でいかがですか?

2018年7月26日木曜日

美容室巡り残酷物語2



 惨めな寒い夜もあった。
当て所ない美容室巡りは、
今年に入ってから実は2回目なのだ。
お世話になっていた美容師からもう夜はできないと告げれたのは、まだ寒さの厳しい2月の半ばだった。
住まう街にも美容室は星の数ほどある。
けれど、駅周辺に展開するチェーンの美容室は
競うように照明を明るくして眩しいほどに白いスペースを作り出している。
そんな美容室で頭上の灯りを一つ消してもらったところでどうにもならない。
その中で一軒だけ、
カフェのように仄かな照明がいくつか点いているだけの美容室を発見した。
中に入るとまたその照明は上手い具合に、 ワイヤーを自由に動き、向きも変えられそうだ。
最も入り口に近いところでカットをしている美容師に声をかけるとお待ちくださいと言われた。
けれど、20分経っても、30分経っても、応じてはくれなかった。
美容師は4、5人はいただろうか。
カットが終わったタイミンングで、シャンプーが終わったタイミングで誰かが来てくれても良さそうなものだ。
ようやく全てが終わって会計のため入り口付近にやって来た美容師を、私は呼び止めることができた。
私は、光に当たることができない事情を話して灯りを一箇所ずらしてやってもらうことはできないかと尋ねてみた。
答えははっきり言えばノーだった。
「俺たちみんなそれなりのスタイリストなんですよね。
みんな固定客が結構ついているんでね。」
つまり手一杯で、厄介な客に対応している余力などないと言うのだ。
オーナーに話をさせてもらえないかと尋ねると、
経営者は、場所を貸しているだけだと言う。
察するに、それなりのスタイリストだという美容師がそれぞれ独立した事業主で、そのスタイリストが集まって場所を借りているということなのかもしれない。
最後に突然「申し訳ありません。」と名スタイリストが頭を下げて言った。
その時彼の頭に一体何がよぎったのだろうか。
私にはよくわからない。


なんとも言い表せない、
苦い感じが忘れられないな。

2018年7月25日水曜日

東京の夜

江戸硝子 置地廣場

今夜は涼しいと思ったら、
27度だった。
22時のこと。


日の入り時刻が刻一刻と早まって、
例年なら逸る気持ちを抑えて外へ飛び出すけれど、
今年は、有り難くもない夜となっている。 


夜も30度が続いて、
27度でやれやれなんて、
暮らしにくいことこの上ないな。

2018年7月24日火曜日

グルテンフリーのおやつ



 猫が食べるかどうかはわかりませんが、
私はこのかるかん(軽羹)が大好きです。
原材料は米粉と山芋とお砂糖とお水のみ。
九州地方の 和菓子でその歴史は300年以上だそうですから、
まさに伝統あるグルテンフリースィーツですね。


しっとりときめ細かくて、もっちり感もあるところが魅力ですかね。
日本のケーキと言えましょうか。
ケーキを食べたくなったら、このかるかんを食べれば良いのですが、東京ではなかなか手に入りません。
私は、不定期でパルシステムで 買っています。


2018年7月23日月曜日

40度超え4地点



 ついに東京でも気温40度を超えた。
朝9時半にすでに気温は34度だった。
10時半には渋谷で36度と報じられて、
やはり東京はこの夏一番の暑さになった。
岐阜県多治見市、山梨県甲府市、東京都青梅市、埼玉県熊谷市の4地点で40度を超えたという。


 連日「危険な暑さです。」と報じられる中、
熱中症で亡くなる方が後を絶たない。
いたましい。
エアコンは点けっ放しが当たり前の時代になった。


2018年7月22日日曜日

とんかつ食べ納め



お世話になったスタッフにお礼が言いたくて
とんかつ屋さんに行った。
とんかつとともに歩んできた人生は、
とんかつと別れの時を 迎えた。
まさかこんな日が来るなんて。


 これからの人生においてとんかつを一枚も食さないということはないだろう。
けれど、毎週とか少なくとも月に一度とかというように頻繁に食すことはなくなるのだ。
どこか別のとんかつ屋さんで、
年に2回か3回食す程度になるだろうか。
まだ実感が湧かない。
食べ納めとなった土用の丑の日の夜は、良人と2人だけなのに、とんかつは3枚テーブルに並んだ。
それはとんかつとの出会いと別れを深く心に刻むかのように、
20日がさぼてんの日で、追加のロース肉一枚が300円になる日だった。
10日、30日も同様だ。
テーブルに並んだ3枚はこの追加ロース一枚と山形豚ロースと健美豚ロースだ。
さながらバスターミナルに並ぶバスのようにテーブルにトンカツが並んだ。

お世話になった女性スタッフに、
お別れに来たことを伝えた。
スタッフの女性は、とても嬉しいと言いつつも、次なる店舗の通勤のことですでに頭がいっぱいのようだった。
 

通い詰めたとんかつ屋さんだったけれど、
とんかつの写真は意外と少ない。


褐色の衣をまとった豚肉は、
これが今日食べたとんかつです、
これは昨日のとんかつですと言ったって、
同じにしか見えない。
だから毎度、撮影してはいなかったのだ。


それに比べるとカツ丼の写真は多い。
閉じた卵の塩梅が結構違うのだ。
とろとろの時もあれば、そこそこ固まっていた時もあった。
カツ丼でもキャベツ食べ放題だったので、
コレステロールを摂ることの罪悪感が半減したものだ。
 邪道だと思ってあまり食べなかった巻物は、
食べたら結構美味しかったし、楽しんで食すことができた。
 熱いとんかつに、
麦茶も良く合っていた。
長い間、どうもお世話になりました。
しんみりとしていたのは、意外にも若い男性スタッフだった。
大学4年生だという彼は、
来年3月まで、 他の店舗で働くと言っていた。