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2018年1月7日日曜日

新春の渋谷



新春の渋谷は4年ぶりだった。
昨夜は、東京から渋谷と、健康な時のような行動をとった。
珍しく昼間ぐっすり眠ることができたので、思い切ったのだ。



東京では、大丸でめぼしい洋服がなかったので、
虎屋の羊羹を買って すぐさま山手線に乗って渋谷へ向かった。
まだ夜は長いとは言っても、西武も東急東横も21時には閉店する。
降り立った渋谷駅、寒空の下、マック赤坂氏の姿はなかった。
ハチ公前の人の波を掻き分けて、スクランブル交差点へ出れば、連なるマリカーが人をおちょくったように走り過ぎて行った。


西武で二着ばかり試着したけれど、私じゃないと言いたいぐらい着こなせなかった。
鏡に映った悍ましい自らの姿にほとほとがっくりした。

しばらく、洋服を購入していないので、ポイントカードが無効になるのではと、その確認のために路面店に行くことにした。
西武のスタッフに明治通り沿いと言われて、 さあ大変!明治通りがわからない。
28歳のお上りさんだ。
おまけにスマホも持っていない。


宮益坂の途中のファーストフード店で、明治通りを教えてもらって、目的のお店には行くことができた。
恥ずかしいと言うより、こんな難病で夜しか外出できない身の上になってしまってから明治通りを知っても、甲斐がないと言う感じだ。
カラオケパセラ忠犬ハニ公

第二の目的の東急東横店レストラン街の松川は、貸切だった。
うなぎ屋で貸切とは、
どんなメニューになるのだろうかと一瞬考えた。
蒲焼き食べ放題だと嬉しい。
蒲焼き、白焼き、う巻き、肝焼きかと思いを巡らせている時は、
私は病のことを一瞬忘れることができる。


入店したのは、下高井戸旭寿司だ。
アレルギーのイカや貝の代わりに載ったのは蟹となった、小樽丼を食べた。

1780円で大満足の美味しさでした。
東京や銀座の百貨店のレストラン街はやたらと高額だけれど、
渋谷の東急東横 店のレストラン街に入っているお店は、リーゾナブルで美味しいと私は思うのだ。
続いて、西村フルーツへ。


冷え込みの厳しい夜の渋谷の街に、
凛として立つパフェのサンプルが眩しかった。











甘くて赤いいちごソースの上で、ゴロゴロと寝転んで転がってみたいと思ったストロベリーホットケーキ。
で、食べたのは、いちごのあんみつです。


最後まで迷ったのは、あまおうのサンドイッチ。
でも、最近グルテン摂り過ぎで調子を落としているような気もするので、断念した。


いちごの寒天がルビーをかじるようで、ときめいた。
容姿は、なんだけど、
心は 17歳の乙女だ。
次回はあまおうのサンドイッチだ!
西村フルーツの、白桃のように美しいお姉さんに、
あまおうのサンドイッチは、1月いっぱいになるかもしれないので、電話で確認して欲しいと言われた。


帰る段になって、
やはりどっと疲れて、路上に横になりたくなってしまった。
昨年末から、突如疲労感に襲われて、丸くなって動けなくなることしばしだ。
リングの上でノックアウトされたみたいに。
今年は、控えめに行動するように心がけよう。

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