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2017年8月24日木曜日

ドラキュラの陳情



迂闊だった。
ドラキュラとしたことが。


空気、水、食物以外に、
ドラキュラに欠かせないものがある。
それは、光をシャットアウトするグッズだ。
この度、穴が空いたUVカットの下着を捨てようと思い、
在庫を確認したら、残りが3枚しかなかったのだ。
毎日、自宅の中で着ているものだ。
ところが、ドラキュラの死活に関わるこの下着が製造中止となっていたのだ。
ダンボール一箱分も購入しておけば良かった。
ブログでPRして同病の人や紫外線が気になる人の購買を促せば良かった。
置地廣場
ドラキュラは、太陽光は全くダメなので、
窓は完全に塞いで、ドラキュラが過ごす室内に太陽光は入らない。
従って、室内は真っ暗で何も見えない。
生活のためには、微かな灯は必要だ。
紫外線が大量に出る蛍光管は、取っ払ったけれど、
ハロゲンライトや皮膚を傷めるLEDを渋々点けている。
だから、自宅内でも日焼け止め、UVカットの下着は必須だ。
この毎日の下着は、F社の商品で、UVカット、綿100%の黒色の8分袖のものだ。
100%完全遮光のものではないけれど、綿100%の肌着が皮膚に優しく、光にやられる腕も覆ってくれるのが好都合だった。
抱える難病は、皮膚が弱くなるのと同時に、化学物質過敏症状もあるので、化学繊維は、皮膚がかぶれるのだ。


製造中止とわかった一昨日、
正直、かなり動揺した。
他社商品にも綿100%の袖の長いUVカット下着などない。
頭を冷やして、考えた。
そして、F社に陳情することに。
御社商品がなければ、生きていけないと事情を綴った。
改めてマイノリティであることが辛くのしかかってくる。
『ウチはニッチではない』と、蹴られる可能性は大きい。
昨日夕刻にF社から返信が来た。
関係部署に今回の情報は共有したとのことだった。
製造再開の可能性についての言及はなく、貴重なご意見ありがとうございましたと記してある。
こちらは、切実だ。
なんとか前向きに検討して欲しいと願っている。



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