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2016年3月6日日曜日

五輪に聖火台なしの大ちょんぼ



新国立競技場については、
昨年末にようやく、
改めて、
木材を重用した「伝統的な和を創出する」という隈研吾氏らの案で建設されることが決まった。
ザハ案が白紙になって、
遅れに遅れている計画で、
この後に及んで
聖火台がない、
木材を屋根に使用するメインスタジアム に聖火台が設置できない、
というなんとも恥ずかしい事態となっている。
 JSC(独立行政法人日本スポーツ振興センター)は、事前に大会組織委員会から(聖火台設置の)要望がなかったとし、大会組織委員会に責任をなすりつけている。



巨額な建設費用がかかるザハ案の白紙撤回問題、エンブレム問題も何も責任の所在ははっきりしないままだ。
改めて、
JSCが責任をなすりつける大会組織委員会の組織を眺めてみると、
まず役員の多いことに驚く。
監事2名を含めると38人だ。
世界のトヨタよりは若干少ない。
名誉会長に御手洗氏、会長は森氏、副会長が6名もいて、ひら理事に至っては24名もいて、橋本聖子氏を始め有名アスリートから秋元康氏まで名前を連ねている。
彼等が草案を作る実務能力があろうわけもなく、
そんな役目は負っていないと思っているだろう。
しかし、今回それをチェックする能力すらなかったわけだ。
誰が、草案、いわゆる叩き台を作ったのか。
大会組織委員会のヒラ職員かやはり、JSCのヒラ職員であろう。(JSCは役員数等役員に関する情報はHPに一切公開していない。)
いずれも文科省の出向者等が、ヒラと言っても係長クラスと課長補佐クラスが作成したのではないだろうか。
そしてこの聖火台をどうするかで、また検討委員会を立ち上げるそうだ。
おそらく、ヒラヒラ君らが霞が関と一緒に、土日返上、泊まり込みでクマちゃんに対策を考えてもらったりして3案ぐらいの叩き台をまとめるのに今も格闘中であろう。
果たして東京五輪に赤い火がともるか?

また検討委員会に無駄なお金がかかる。
そもそもナンチャラ委員会とかそれ自体が無駄ではないのか?
委員会にお呼ばれする先生方は所詮お客様(気分)でしょうに。

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