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2016年3月11日金曜日

保育所絶対的不足訴えにヤジ

昨日、早朝からテレビ朝日の情報番組に、
自民党の平沢勝栄議員がヤジを飛ばした一人として
釈明に登場した。
『保育所落ちた日本死ね』のブログをパネルにして、衆議院予算委員会で質問に立った民主党山尾議員に多くのヤジが飛んだ問題だ。
ヤジは、出典を明らかにしろ!、出処は! 、のほか「うぜえ」まであった。
平沢氏は番組で、ヤジを飛ばした真意やどう言うつもりで飛ばしたかについては、一切語らず、謝るだけだった。
ヤジを飛ばしたくなった理由として、そもそも「死ね」などの言葉がよろしくないとして、共産党を含む野党も合意の上で、予算委員会でパネルで文章を示すのはいけないと決まったもの。それを自民党だけが、抑え込んだような言い方を山尾議員がしたからだと言うのだ。
さて、文章を明示した問題は、番組で質問した玉川氏が言うように、委員会後に指摘すれば良い話であって、問題は「ヤジ」の真意だ。


「ヤジ」に感じたことは 、
この深刻な問題を軽視していること。
もう一つ、「うぜえ」などという言葉からも、女性蔑視だ。
「保育園落ちた日本死ね  何なんだよ日本。一億総活躍社会じゃねーのかよ。昨日見事に保育園落ちたわ。 どうするんだよ私活躍できねーじゃねーか。(以下略)」 
保育所を落ちて、職場に復帰することができなくなった母親の切なる叫びが痛々しいまでに伝わってくる。
ずっと以前から、女性は、結婚すれば、職場で重要ポストから外されるのが当たり前、
保育所への入所が困難なことから、
仕事を辞めるか、子供を諦めるかの選択を迫れらてきているのだ。
相も変わらず、議員たちが社会で女性も活躍するという意識が希薄で、
少なくとも深刻な保育所不足の問題の認識不足だと思われても仕方ない「ヤジ」だ。
今だ未成熟な日本よ。
春遠し。

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