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2015年2月17日火曜日

光線過敏対策(サングラス)

実は光線過敏の症状が始まって、一番最初にぎょっとしたのは、ネットで調べて「失明」という文字が出てきたことでした。しかも、今振り返るとぞっとしますが、パソコン画面を裸眼で見て、ネット検索などしていたことです。
紫外線で皮膚、肌を傷めるということは、当然ながら眼も傷めるということなのです。後に、眼科医に言われたことは、「眼は、皮膚以上に傷む。瞳は黒いし、眼はそもそも光を集める仕組みになっているから。」とのことです。
 通院時にサングラス、帽子でプロテクトすることは勿論のこと、薄暗い室内でもサングラスをかけて、帽子を被るように指導されています。
さて、ここまで言われるには、紫外線からの眼のプロテクトで私は大失敗をしています。最初に光線過敏で「失明」の可能性をネットで知り得たのは良かったのですが、慌てて、手持ちのサングラスではなく、敢えて、パルシステム(生協)のカタログで、UVカットをうたったサングラスを購入しました。値段は、3800円程度でUVカット率は98%?、色は黒に近いブラウン系の濃い色でした。月に1回の通院で、タクシー乗車時間は片道15分程度ですが、2回目の通院で、眼の炎症を指摘されました。アレルギー点眼薬を処方してもらいましたが、次の通院では、ついに「虹彩炎」の診断となり、眼圧まで上がってしまいました。虹彩炎は、悪化すると失明に至る重大な疾患です。
使用したサングラスとの因果関係は明確ではありませんが、遮光カーテン(光線過敏対策カーテン)、遮光服と同様で、98%、99.9%程度では、病的な光線過敏の場合プロテクトできないということだろうと思います。ちなみに、スポーツ用のUVカットサングラスのUVカット率もせいぜい99%程度です。
  このような事態になり、改めて、いわゆるブランド物の数万円のサングラスの説明書を読むと、UVカット率は99.999999・・%と記載されており、ほぼ100%ということです。
 また、色については、テレビの情報番組などで良く言われていますが、薄い色が良いそうです。理由は、濃い色ですと、瞳孔が開いてしまって、紫外線を取り込んでしまうからという事だそうです。
 以来、UVカット率99.999999・・・%、色の薄いサングラスに変えました。形も、顔にそった型にして、脇からの光をなるべくプロテクトできる物にしています。それ以降は、炎症、虹彩炎は起きていません。
  重い光線過敏症状の場合、限りなく100%に近いUVカット率で、薄い色の サングラスが良いと言えるのではと思います。
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