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2015年2月23日月曜日
部屋着でどこまでも
先週からパジャマのような部屋着にコートを着て、出かけている。光線過敏の症状が重いので、勿論夜だけれど。
先ほど午前3時半にも雨の中、部屋着にコートで郵便物を投函して、コンビニ、スーパーと巡って来た。
始まりは、先週の土曜日、午前2時のコンビニに行った時からだ。店内に、素足にサンダル、パジャマにダウンコートというおじさんがいた。これでいいのだと、気が大きくなった。その後、おじさんと大差のない格好だった私は、線路の向こうのファミレスにも入ってしまった。
深夜のファミレスは、ひたすら紙をハサミで切り続けている老女や、除菌アルコールボトルをテーブルに置いて、ファミレスの椅子や自分の持ち物をふき続けている人などが占拠していて、人の格好なんてわかりゃしないと思った。
しかし、その夜に限っては、仕事や将来について語り合う男女や、勉強をしている女性など、皆風体もまともだったので、小っ恥ずかしかった。
あくる日の午後11時にも、ずるずるの部屋着にコートで出た。すると残業が終わってオフィスから溢れ出てきたスーツにコートのサラリーマンの群れに出くわして、きまり悪かった。
気分的には、高校時代、パジャマの上に学ランを着て登校していた男子学生と同じなのだけれど、その場合パジャマはズボンをめくらなければ見えないわけで、コートから出たずるずるのスエットが見えているのとは違うのだ。
午後7時は、オフィスから出てくる人々とこの地に帰ってきた人やら、老若男女入り乱れて、紛れるので、案外わからないものだ。
何しろラクだ〜。いちいち着替えないで、上着を羽織るだけで家を出て、上着を脱いでそのままこたつに入るというのは。
病気になって仕事を失い、スーツを着て行く先がなくなった寂しさからか、以前は、徒歩1分のコンビニやスーパーに、ばっちりメイクをしてスーツを着て行ったこともあったし、スーツを着て車椅子に乗り込んで車椅子を押してもらって、歯医者に行ったこともあった。
今日は月曜日、
東京は、朝のうちは雨が残るようです。
今週もなるべくラクな体制でまいりましょう。
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