3000本にたまげていられない。
今日から、日本では黄金週間後半戦ですが、ご予定なくお家でくつろぐと言う方は是非とも、環境デザインの専門家である石川幹子さんのYouTube動画をご覧ください。
中央大学研究機構機構教授、東京大学名誉教授の石川幹子さんの話しを聞いて、取り返しのつかない深刻な自然破壊であることを再度痛感させられた。
100年前から育まれたそれは「森」であること。
だから多くの木々の樹齢は100年以上で、それを何本か移植すれば良いというものではないこと。
木々の協調、そこには昆虫も生息し、あらゆる生き物が共存している森であるということ。だからバラバラなパーツにすれば壊されてしまうのだと。確かに、土壌には、微生物も生息しているのだ。
そう言われて改めて思うのは、開発者側と開発者に寄り添う東京都は、こうした一体の自然を建造物の添え物と考えていやしないだろうか。
「森」を主役にすることで、故坂本龍一さんの訴える「東京を都市と自然の聖地」と位置付けることができるのだろうと思う。
いくらかの樹木を移しても、それさえ上手くいくかどうか。
例えば、私が新聞の投書で最近知った木になんじゃもんじゃ(ヒトツバタゴ)と言う木がある。今時分に白い花をつける高木で、それは春を告げる見栄えのする木のようだ。調べると、希少種で日本では絶滅危惧II類に指定されている。
日照は他の樹木にも影響は大きいと素人ながらにも思う。
東京都は、内部規定で容積率を上げることを容認し、この度の再開発で高層のビルが林立されるのだ。
小池都知事が、一声ストップをかければ100年がかりの森は営みを続けられると石川さん。
環境問題が自らの政治課題だったはずの小池百合子さん。
あれれ、もしや小池百合子東京都知事は、都政は投げて国政復帰を狙ってどけんやさんの支持が欲しかったりするのかしらん?
野望よりどうか自然を大事にお願いします。
おしまいにもう一度ご案内、以下のYouTube動画を是非ご視聴ください。道幅が狭く、収容人数の多い施設に集まった人々の雑踏事故の懸念も指摘しています。
0 件のコメント:
コメントを投稿