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2023年1月7日土曜日

下倉節子先生自由美術展出展作

夕日の中で

 
 今夜は恩師の下倉節子先生が、
昨年の10月5日から10月17日まで開催されていた第86回自由美術展に出展されたお作品をお届けします。
私は早い閉館時間に伺うことができず、写真を送っていただいた次第です。
この度の二つのお作品は、テラコッタ。
ぬくもりがじわっと伝わってきて、写真を見ていていても心がなごみます。気がつくとシチュエーションを想像していました。
「夕日の中で 」は、視線の先に縁側、力を落として行く日差しに
紅色のおしろい花が点々と開き、かなかなかなとひぐらしが鳴くそんな情景が浮かんできました。
朝日を浴びて

  こちら「朝日を浴びて」は、やや上向きの視線、黄色と青の色付けがまさにこれから暑くなる今日を生きる感じが伝わってくると同時に、投げ出された足に一仕事を終えた感じが漂います。
陽が高くなる前に洗濯をしたのではなどと想像しました。
 
今季節は冬枯れだと言うのに、暑かった夏の情景に連れ戻してくれると言うのは、彫像の魅力なのだろうと改めて思いました。
 
来月2月13日(月)から19日(日)には銀座のアートホールで2023彫刻11人展(自由美術協会会員による)が 開催されるそうです。
会場の時間は、11時から18時30分(初日は13時から、最終日は16時まで)
アートホールは銀座のコリドー街にあります。お時間がありましたら是非ご鑑賞ください。
 

これまでの下倉節子先生お作品

 2022年9人展から

2020彫刻10人展から 2020年3月  
2019彫刻10人展 2019年3月

 

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