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2019年3月4日月曜日

2017下倉節子先生彫刻展(再掲)

手鏡

 銀座アートホールで開催されておりました自由美術協会の彫刻グループ展に出展された下倉節子先生のお作品をブログに掲載致しましたところ、多くのアクセスをいただきました。
ありがとうございました。
 普段、もがいて綴る私の文章をはるかに上回るアクセスでしたので、2017年3月に同じく銀座アートホールで開催されました下倉節子先生の個展のお作品を再びご紹介することに致しました。


 手鏡は、細い肢体が作り出したシルエットの美しさに思わず息を呑んだお作品でした。

 
 こちらは、凛とした美しさを感じるのはなぜだろうかと考えさせられるお作品です。
ブロンズが、若さ滲む肉体を、意思ある表情を伝えてれるからでしょうか。
アスリート

アスリートは、横からの姿勢が美しく感じました。
筋肉が隆々としたという肉体ではなく極自然な姿、1人の人間の、
むしろ哀愁さえ感じる姿に、アスリートの歩みまでも想わせるお作品でした。
想い

 正面からの撮影のみであったのが惜しまれるお作品です。
やや上方を向く顔をサイドから撮影して、逞しい肉体とその想いを写したかった、写すべきお作品でした。




 2017年個展で私が最も好きなお作品は、アルハンブラの思い出です。
アルハンブラの想い出

 女性の昔を懐かしむような表情、視線、
ドレスを纏った肉体が空気を静かに、けれど濃く揺らしているようでした。
 それは、夕陽がおしまいまで美しく差し込んでくるような風景にも似たような感じ。

明日も下倉節子先生のお作品を掲載しますので是非ともアクセス下さい。

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