「先生、ミューズ細胞飲ませてください」と思わず言いたくなった。
点滴でさえも悠長に思える私はミューズ細胞をごくごくと飲みたい心境にある。
昨夜にブログを更新したのちに、入浴しようと思ったら、A4サイズ の遮光板がない。入浴は断念か。浴室の照明は勿論点灯できない。しかし浴室に繋がる廊下の灯りを消灯してしまうと、真っ暗で浴室の扉すら見えない。廊下の灯りは点けたまま浴室に向かうのに、その廊下の照明で額が爛れてしまうのだ。ほんの一瞬照明の下を通り抜けるだけなのに。いつも頭に遮光板をかざして通り抜けるのだ。
そして廊下の微かな灯りを頼りに入浴する。
幸いにして浴室に窓はないけれど、排気口が天井にあって、その先は折れて3、4メートル先の建物の外に繋がっている。なんと太陽光はその排気口をいとも簡単に通過してくるのだ。
日の出時刻の30分も前から太陽光は溢れてくる。なんとしても、5時前までには遮光板を探さねばならない。
焦りと、なんとも言いようもない悲しみが込み上げてきた。
こういう生活も15年、それより前には腎臓、股関節の炎症(リウマチ)で苦しみ、かれこれ18年の闘病生活となっている。
探しあぐね、結局遮光板は、置いてある荷物にぺたりとついていた。そもそも部屋の照明が相当暗いので、黒い遮光板が、物の陰で見え難かったのだ。
先ほど放送された情熱大陸は、東北大学大学院教授で再生医療研究者の出澤真理さんにスポットが当てられた。
患者家族を前にして出澤教授が話をし、家族からどうか頑張ってほしいと声が上がる場面もあった。
脳梗塞で、死滅した脳細胞でも再生の道が開けつつあるようで、物を書くことが困難になった患者でも書くことができるようになり、筆跡も以前と同じというような実例もあるようだ。
私も、出かけることが出来るなら出澤教授に直談判して、何とか救って欲しいと言いたいと切に思った夜でした。
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