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2019年3月5日火曜日

2017下倉節子先生彫刻展(再掲)2

ジーンズの女

 多数のアクセスをいただいている下倉節子先生の彫刻展の続きです。
昨日と同様に2017年の先生の個展でのお作品ですので、その時のブログにも掲載したお作品もありますがご了承ください。
ジーンズの女は、2015年の国立新美術館で開催された自由美術展に出展されたお作品です。
初めて拝見した時、堅く黒光りするブロンズにジーンズの布の質感がリアルに表現されていて驚いたのを覚えています。
ジーンズならではの開脚のポーズも、実は、ジーンズを履いた時には何気なく脚を開いている日常、自然な姿だと思いました。
プリンセス


優しさが、肉体から、表情から存分に伝わり、
立体の力を知らされるお作品です。
想い

首から肩にかけてのライン、
緩くカーブを描いた上身のライン
伸びやかな脚、
シルエットの美しさにしばし時を忘れさせてくれるお作品です。
冬の日

重ね合わされた手、
ぴたりと揃えられた脚、
凛とした姿が冬の空気をも感じさせてくれるようなお作品です。



こちらは、
心和むお作品です。
落とした視線、きょとんとした表情、
ももにそっと当てられた手、力みのない姿がそう想わせてくれるのでしょうか。
そして、改めて観る者に「そっと」 と感じさせる技に恐れ入るばかりです。
YUKIKO

バレエレッスン

 「YUKIKO」は、ほのかにエレガントな匂いのあるお作品ですが、「バレエレッスン」は、やや上方を向いた顔、その表情、
力ある立ち姿に圧倒されたお作品です。

2017年個展につきましては、私が閉館間際にしか入館できない事情がありますゆえに、撮影できなかったお作品もあって非常に心残りがあります。
 新しい彫像との出会いと共に再会にも期待したいと存じます。

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