東日本大震災からまもなく11年という時に、
チェルノブイリ原発の電力供給が武力により絶たれたようだと報じられて、日本でも被災者や多くの人々に不安な思いがよぎったに違いありません。
大量の使用済み燃料の冷却が出来なくなれば、福島第一原発と同様に放射能物質が漏れ出し、人の生命や自然環境を蝕むのだ。
つい先ほど、ベラルーシの専門家の協力で電力は回復したと伝えられ、一先ずほっとした。
しかし、 ロシア軍によるウクライナの原発施設への攻撃は、原発施設を保有することが改めて脅威であると感じている。
東日本大震災から11年、震災で亡くなった方は1万5900人、余儀なくされた避難生活の中でお亡くなりになった方など震災関連で亡くなった方は3784人(昨年9月時点)と報じられています。
ご冥福を祈り続けます。
まだ行方のわからない方は、2523人おられます。
新聞に掲載された被災者の声の中に、
自宅の改修と裏のため池の除染が終わり、昨年3月ごろに自宅に戻ったが、家の周りの放射線量は1年前より上がりいつまで生活できるか不安と綴られたものがありました。
同様のことを被災された方がテレビ番組の取材で話しているのを、以前耳にしたことがあります。
森林も含め広範に降り注いだ放射能物質の除去の難しさを物語っていますし、汚染土の処理の問題も大きく横たわったままです。
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