ぱらぱらぱらぱら
傘を叩く音がいつもと違った。
かなた上から落ちてくるのは霙だった。
春の情けもなく寒い夜が続いている。
馬酔木 |
眩しい褐色のポスターは、下戸の目にも美しく思わずごくりとなる。
けれど、まん延防止等重点措置がおよそ2ヶ月ぶりに全面解除されて二日目となった晩は、昨日に引き続き節電の呼びかけのせいか街の賑わいも半ばだった。
東京ではコロナが収束とは言い難く、昨日の新規感染者は6430人、死亡者は14人だ。訪問してくれている介護事業者も神経と尖らせている。
解除されれば、また感染者数は増えるだろうなと難病たかりの私の不安は消えない。
感染の元は家庭内感染と良く言われるけれど、それは居室におかれた植木鉢からコロナウイルスが湧いてくるのか、はたまた家族で囲んだお鍋の中から沸いてくるのかといつも不思議に 思う。
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