日に日に新型コロナウイルス感染が拡大する中で、
果たして予約どおり受診できるものか。
強まる太陽光の日差しとともに不安が 募っていった。
だいたい通院の足となるタクシーが配車を減らしているというから、前日にはタクシー会社にも確認の電話をかけた。
いざ、重装備でタクシーに乗り込んで、日差しと熱さに耐えて病院に到着して、休診や代診だったとしたら落胆はどんなに大きいことか。
大学病院にも前日に確認の電話をかけたけれど、これがなかなか繋がらなかった。
「ただ今、電話が混み合っております・・・」が繰り返された。
通院患者の中には、コロナ感染の症状があって問い合わせる人もいるのではないだろうか。いやいやそれは通院患者だけとも限らない。
そんなことを考えて何度も電話をかけているうちには、ようやく繋がって、予約どおりの診察が確認できてやれやれだった。
けれど、医療現場の深刻さを物語っていたのは、
通院患者のメインの入り口に消毒のアルコールが設置されていなかったこと。
既に在庫が尽きているという。
エレベーターに乗ろうとすると、数階に渡って立ち入り禁止区域と記された案内が目に留まった。
そして、受診前に改めて検温を求められたり、医師がフェイスシールドを着装していたりした。
診察を待つ間、持参した僅か25ミリのアルコールハンドジェルで 指を消毒した。
トイレットペーパーが買えずに、何度も足を運び続けた3月の、真夜中のスーパーマーケットの棚に、突如100本ばかり並んだ小さなボトルがそれだった。
その時は、何だこんな小さなのと思って、迷ったけれど、買っておいて良かった。
闇夜を待って自宅に帰る時には雨が降り出して、
断腸の思いで出かけた昼間は、
曇りのち雨の予報の雲がどこに行ったやら、かんかん照りで、
とても疲れた通院でした。
今日の東京の最高気温は22度、最低気温は9度、晴れ時々
曇りの予報です。
お天気をお知らせしても、多くの方がご自宅にずっとおいででしょうから関心ないですかね。
今日もブログにご来訪いただきましてありがとうございました。
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