日本海庄や |
ようやくにして、
安心してお風呂に入れるようになった昨夜は、
忘年会の客が引けた夜の9時を回ってから、
日本海庄やで薩摩黒豚しゃぶしゃぶを食べた。
昆布だしのお鍋の中をぷかぷかと自由に泳ぐ椎茸になった気分だった。
今週は、その時が、今日か明日かとハラハラドキドキの毎日だった。
お風呂のお水が冷水のままならまだ良し。
温水のシャワーが突如冷水に変わった時の、 身体の震えは痙攣するが如しにに違いなかった。
無口という病気の良人は、毎晩お風呂から上がると、
両手を腰の位置で開いて、
セーフのポーズをする。
それを見る私は、
ついには昨夜は怖くなって、髪を洗うのをやめた。
風呂釜がいよいよだと思ったのは先週末だ。
業者を紹介してもらうべく水道屋のオヤジに来てもらった。
忙しい中オヤジは来てくれたのだけれど、
給湯器のリモコンから放たれる、温度表示や時刻の光で頬の皮膚がやられてしまうから、その点も相談にのってもらいたいと私が言うと、みるみるオヤジの表情が曇ったのだ。
そんな話を継なぐのは面倒だと言ったふうだった。
当てが外れて、業者探しに苦戦した。
電話で事情を話すと、リモコンの光で皮膚が火傷して、賠償とか言い出さないかという業者の主もいた。
そもそも業者は、やはり師走は忙しいらしい。
新年に新たな入居者を迎えるマンション、アパートを管理する不動産会社の依頼があるからだそうだ。
結局引き受けてくれたのは地元の会社で、三代目だという設置業者の主人は、リモコンの光について、試しにリモコンを付けてみて、考えてみようと言ってくれた。
金曜日の夜に、表示文字が一番少ないリモコンの光は、LEDだというメーカーの回答があり、結局、キッチン脇、顔に近接するリモコンは、線を繋がないことにした。
意味のない飾り物にしておくということだ。
以前のリモコンから放たれる光を防ぐために、幾重にも完全遮光布を貼り付けた痕や、最初の一枚のアルミ箔がこびりついたままだ。これでも防ぎきれず、漏れる光に皮膚がただれ、皮膚には黒い痕ができてしまった。
さて、日本海庄やの薩摩黒豚しゃぶしゃぶは、リーゾナブルでとても美味しかった。
ゴマだれも、ポン酢だれもないと言うので、戸惑ったけれど、
しゃぶしゃぶする昆布だしで十分美味しくいただけるのだ。
欲しければ、タレも出すとも言われたけれど、贅沢出汁がいけたのだ。
お肉も美味だったのは勿論だけれど、
私は、お餅の入った巾着が好物だ。
お値段は、一人前税込1458円也、ご飯を注文しても2人で3500円でお釣りが来ました。
まあ、2人共に下戸と言うこともあるけれど、忘年会費1人分よりお安くて大満足でした。
置地廣場 |
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