むっくりと起き上がって出かけた。
喘息で眠れなかったので、ヘルパーさんが帰った後、
一寝入りしてからのこと。
7時に首相が応援演説に来るとのことだった。
8時から用事があったけれど、
コートを羽織って、視界良好なるビニール傘をさして、
しとしと雨の中、現地に向かった。
到着したのは、7時13分。
すでに党員、サポーターは聴衆エリアに収まっていた。
当然ながら後から来た野次馬に居場所などない。
右往左往して、意味のない傘の写真と警官の後ろ姿ばかりを撮った。
驚いたのは、動員された多数の警察官の誰もが低姿勢だったことだ。
「止まらないでください。通行の邪魔になります。」と静かに呼びかけていた。
これが「止まるな!通行人の邪魔だっ!どけー!」だったら、
警察官への反感は、即座に自民党への反感となるだろう。
『お達し』が出ているに違いないと思った。
自民党から出馬している候補者には余裕があった。
国会に送り出してもらうにも、多数の票(差)で当選したいのだと訴えていた。
7時半を回って現れたる首相。
わっー!というような特別な歓声もなかったけれど、
ヤジもなかった。
「首相の登場に雨も止みました。」と、誰かがマイクで言ったけれど、単なる偶然だろう。
首相も殊勝に演説をしていた。
けれど、自民党が過半数を確実にするであろう選挙後は、
また暴走か、忖度合戦、一億総ポチにならなければならないのか。
用事があったので途中で退散した。
用事を済ませた後、
0時近くのドラキュラのモーニングは予定変更となった。
ジョナサンの温かいカニ雑炊と野次を腹に収めた。
憲法改正の発議が現実となろうか。
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