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2017年10月31日火曜日

かぼちゃの祭典



いやいやもう言葉もありません。
すっかり日本の国民的行事として定着してしまった、
かぼちゃのお祭り騒ぎ。


 ついにキューピーまでも。
置地廣場

今日は、自宅でハロウィンパーティーという人もいるでしょうけれど、
土日が台風で大雨だったので今日の渋谷は仮装した人たちで
大混乱となるでしょうかね。
置地廣場
ペコちゃんも毎年仮装しています。
今年は、こんな衣装です。


ちなみに2014年の衣装はこちらです。

皆様はいかがお過ごしになりますか?
私は、特に仮装もしません。
普段から、夜な夜な大きな帽子をかぶって歩き、
仮装しているようなものですからね。
そして、今時分のかぼちゃのスィーツもどうも、
だめなんですね。
かぼちゃのプリンとか、かぼちゃのモンブランとか。
理由は、ほぼ隔日で、かぼちゃを食べているので、げんなりなのです。


今日の東京は、最高気温18度、最低気温11度、晴れ時々曇りの予報です。
東京も台風が去ってグッと寒くなりました。
今日も1日元気に頑張りましょう。

2017年10月30日月曜日

ブルーを吹きとばせ



ブルーになんかになっちゃいられない。
明日のお祭り騒ぎの後は、もう11月だ。
そして11月なんてあっという間に過ぎて、
気がついたら年の瀬という感じだな。


2週連続で台風に襲われた東京だけれど、
今日は、快晴で、
最高気温18度、最低気温11度の予報です。
今週は、お肉をガンガン食べて、えいえいおう!とまいりましょう。

雨上がる



 夜空快晴なり。
危うくまた48時間も篭ったままになるところだった。
かと言って、真夜中にドラキュラを受け入れてくれるところはそうないのだ。
真夜中のスーパーマーケットをウロウロすれば、
万引き犯かと思われる。
真夜中のスーパーマーケットで踊れば、
荷出しの邪魔になる。
結局、ドラキュラを温かく向かい入れてくれるのは、ジョナサンだけだ。
国産ケールとくるみのシーザーサラダ

 ジョナサンで食したのは、国産ケールとくるみのシーザーサラダと渋皮栗のアイスクリームだ。
流行りのケールは、葉っぱがチリチリ縮れているので、
光線過敏の症状を重くするキク科のレタスの友人に違いないと思っていた。
ところが、ケールはキャベツの親戚でアブラナ科だったのだ。
アブラナ科ならば大丈夫だ。
このケールのサラダは、ケールの葉が柔らかくて、香ばしいクルミがアクセントになって予想以上に美味しかった。


渋皮栗のアイスは、
一口、口に入れて懐かしい味がした。
何だろう?
と思ったら、私が生まれる前に発売された森永チョコレート栗の味だ。
今はもう販売されていないらしい。
渋皮栗のアイスを堪能していたら、
薄紫の筒型の帽子を頭に載せた爺さんが通った。
爺さんは、法被を着ていた。
法被の下には、テカテカ光るサテンのような生地のダボっとしたパジャマみたいなのを着ていた。
それも薄紫だった。
ラーメン屋か中華屋のオヤジなのだろうか?
雨できしんだお店のシャッターを下ろして、一息入れに来たのだろうか。


台風一過の夜は蒸した。
ジョナサンが、開いていて良かった。

2017年10月29日日曜日

無口という病気14



 共に暮らす良人は、無口という病気です。
「おはよう」も「こんにちは」も言いません。
狭い家の中で、何を問いかけても返事もありません。
メールをすると、およそ五割の確率で返信が来ます。
なので、意思疎通は狭い家の中でメールか、
もっぱら顔色を伺って、思うところを汲み取るしかありません。


このたび、熱を出して、
普段は大食漢の私が、食べ物を食せない事態となりました。
「タリーズの冷たいロイヤルミルクティーが飲みたい。」と言ったところ、良人は身支度を始めました。
私は、小さな紙に、ロイヤルミルクティーのアイス、サイズTと書いて良人に渡しました。
それは、良人が忘れないようにということではなく、
良人が、タリーズのスタッフに 何も言わなくても済むように、
スタッフに見せるためのものでした。
良人は、一日二回、一週間にわたりせっせとタリーズに通ってくれました。


大分回復して来た時、
良人は突如「ヨドバシに行く。」と一言だけ言って川崎に行ったようでした。
帰宅後にテーブルに置かれた包みを開けると、ぷるんぷるんのおっぱいが並んでいた。
大きなお餅か?と思ったら、それはおまんじゅうでした。
この手のひらほどの大きなお饅頭は川崎の名産品に指定されている多摩川菓子店の追分まんじゅうだったのです。
 「グルテンフリーをしているのに、なんでお饅頭なの!違うだろう。」と私は文句を垂れました。
「食わない!」とまで言ったものの、ぷるんぷるんがどうにも気になって、深夜にこっそり半分食べてみました。
ぷるんぷるんの皮は実は非常に薄くて、中のあんこがぎっしり、実に美味かった。あんこの甘さがかなり控え目だ。そして国産材料にこだわって120円という値段だ。
鶴見線浜川崎駅にあるお店で、川崎駅からは相当歩くようだ。だいたい昼間には売り切れてしまうらしいから、私が買いに行くことは永遠にできないのだ。
良人撮影、メールに添付されてきたもの

「また食べたいなぁ〜」と独り言のように呟いてみた。
すると、無口な良人が口を開いた。
「あそこまで言われて、絶対に行きません。」
普段食べる時以外開くことがない口が開いたのだから、
相当頭にきたのだろう。

「追分まんじゅう四つください。」
断腸の思いで言葉を発して、買ってきてくれたことに、
私は、感謝が足らなかった。
良人にお世話をかけたことのお礼に、曙のざらめ甘辛せんべいを買った。



2017年10月28日土曜日

がっつりフライデー



出たり入ったり
ちょこちょこと、合計4回の外出をした。
スタートは17時30分、煌々と灯が点るオフィスビルを仰いで、リサイクルショップへ行った。
お終いは、4時15分、始発電車から降りて来た人々が、黙々と歩く中、朝刊を買いに出たのだ。
長い夜の有難さを実感できた。


  そして、およそ一ヶ月ぶりに、牛肉を食べた。
美味しかった!
胃も泣き言を言わなかったので、大盛りにすれば良かったかな。


  今週の始めに、ヘルパーさんが、お年寄りが病後にカロリー補給をするためのものがあると勧めてくれた。
飽きないように、いちご味やチョコレート味に抹茶味などもあると言うのだ。
スーパーマーケットにも売っていると。
それが、どのようなものかは、大方の見当がついた。

これを聞いて、発奮したのは私の胃袋だったようだ。
28歳の胃袋の実力がどれほどか、見せてやると言わんばかりに、その話を聞いてから、おでん、牡蠣鍋と消化した。
金曜日にはついに、晴れて牛肉を食すると言う運びになったのだ。


 おかげで、力が湧いて、
ドラキュラに欠かすことのできない帽子の入れ替えもできた。
 夏の帽子から冬の帽子に変える作業は、結構重労働なのだ。
このまま少食になってしまったらどうしようと、
心底心配にもなったけれど、どうやらまた照りの良いお肉やサクサク衣のカキフライの写真も載せることができそうだ。
 どうかこれからも当ブログをよろしくお願いしますね。
3回目の外出で



2017年10月27日金曜日

秋への思い



9時閉店の百均に行くことができた。
9時閉店のカフェに行くことができた。
ドラキュラにようやくの秋が来た。
日の長い、晩春から夏の間は、9時閉店の百均に行くには、
他の外の用事をかなぐり捨てなければならない。
ドラキュラにとっては、待望の秋だった。
なのに今年は、高熱を出して、寝込んでしまって台無しになった。
もう10月もおしまいだ。
12月の13日からは、また日が延びてしまうのだ。


夜8時前のカフェには、
デイサービスの内容について、お年寄りに説明している人がいた。
カフェは、時間によって、集う人も話題も違うものなのだな。


 「謙虚」と「真摯」という言葉が、信じられないまま、
今週が終わります。
今日の東京の最高気温は22度、最低気温は11度、晴れの予報です。
私の知らない昼間は、小春日和でしょうかね。
土曜日はまた雨のようなので、有意義な金曜日をお過ごしください。
ドラキュラは、今日こそは、7ヶ月ぶりに真っ暗になる5時半に一度外に出たいと思っています。

2017年10月25日水曜日

このたびの小池劇場が結婚詐欺にも見える



 開票から一夜明けた昨日は、
希望の党から出馬して敗れた人の、
選挙事務所をたたむ様子などがテレビに映った。
希望の党からは、235人が出馬して、当選したのは50人、185人もの人が落選したのだ。
白い胡蝶蘭の鉢植えが次々と到着する華々しい選挙事務所とは対照的に、
室内に貼られたポスターを1人で剥がし、淡々と片付けていく姿が映った。中には、3万円が徴収された小池代表とのツーショットのポスターもあった。
片付けに人を頼めば、お金がかかる、さっさと撤退しなければ借料もかさむのだろう。
選挙のために1千万から1千五百万円の費用はかかっていると何人かの人が答えた。そのお金は、借金だという人もいた。
「頑張って働かなかれば」と言っていた。


 はたからは、どう見たって、合わないだろうと思うお話だった。
ところが、「名を捨てて実をとる」という前原代表の言葉の元に、民進党両院議員総会で満場一致で、希望の党への「婿入り話」が まとまってしまったのだ。
まるで適齢期を過ぎぬ間にと急ぐように。
世間では、両院議員総会でこの話は、難航するだろうと言われていた。
全員婿入りなんてありえるのか?
安保関連法はもとより、明らかに方向が違う婿殿たちがいるじゃないかと思っていた。
そして、排除リストに載った民進党議員は婿入りを断られたのだ。
全員婿入り話の真相は、話をまとめた当事者でなければわからない。
小池代表は、この食い違いについて「言葉の問題かと。」と答えていた。
話は戻って、民進党ではなく当初から希望の党で出馬して 落選した人が「いつのまに小池代表の野望に変わったとすれば、残念な結果」と言った。
はてさて、小池代表が変わったのだろうか?
結婚詐欺について言えば、騙した方が悪いのか、見抜けなかった騙された方が悪いのか?
詐欺師は、巧みに弱みに付け込むようだ。
果たしてリリィが「みんな幸せにし・て・あ・げ・る 」と言ったのか。

2017年10月24日火曜日

嵐のあと



 良人は、珍しく日曜日の晩から出社意欲が湧いていた。
月曜日の出社が実現すれば、記念すべき日になるのだ。
ところが、早朝から、台風による都内鉄道各線の運休が報じられた。
良人は、会社に行くすべを失って、いつもの月曜になった。
結局、一日中パジャマを着ていた。
神奈川を走る相鉄線という私鉄は、車両に落雷が直撃したことによるものか、車両周辺に火花が散り発煙し運転見合せになったそうだ。
48時間ぶりに外に飛び出した。
太陽光をシャットアウトするために、
窓を塞いでしまっているものだから、
強風に揺れる木も、
地面を叩きつける雨の様子も全く見ることはできない。
高い湿度の部屋の中に篭ったままというのは、
息が詰まってどうにも辛いのだ。
既に街路に水溜りはなかった。
歩道には、芸術家がまるで意図して置いたかのように、
飛ばされた木の葉や枝が貼り付いていた。
置地廣場

実は、今だに食欲がない。
高熱で、摂食中枢がやられてしまったのだろうか。
このまま少食になっちまったらどうしようと、
結構真剣に悩んでいる。
1人前がやっとの人生なんて、人生が終わったようなものだ。

2017年10月23日月曜日

自民党の圧勝



 0時40分を回って、17の小選挙区でまだ開票が終了していないけれど、自民党が既に271議席を獲得して、過半数の233議席を優に超えた。
公明党も28議席を獲得しており、維新7、希望44を合わせると、改憲発議に必要な3分の2以上の310議席は確実に超える。
自民党本部では、当日夜9時30分には、安倍首相が微笑みとともに当確のバラを次々と付る姿が放映された。


 投票率は、前回よりややアップしたようだけれど、過去2番目に低い値になるようだ。台風も自民党の追い風になったであろう。
 自民党内からも「野党に助けられた。」という言葉が溢れてもいる。

先月28日からの3週間で、政局が動いたと言うより政治屋が混乱を招いた。
この度のそもそもの臨時国会冒頭解散も疑問が残る。

2017年10月22日日曜日

期日前投票に行ってきた



 今晩は台風の影響で、東京も大変なことになりそうだから、
昨夜、期日前に投票に行った。
今回の台風21号は、超大型台風で、伊勢湾台風と同レベルだとも報じられている。
期日前投票所がこれまで以上に各地で設置されたこともあって、期日前投票者数は過去最高だという。
ところが、住まう地域では突然の解散総選挙に、期日前投票所の設置が困難だったそうだ。
だから、電車に乗って、交通費をかけて投票に行かなければならなかった。
東京暮らしは便利だけれど、人口が多いのでこういう時に対応ができないのだ。
電車を降りて、長い商店街を行けば、雨の夜の空気がむして汗ばんで来た。庁舎の前には、水溜りが広がっていた。
受付は、やはりの列だった。
庁舎の入り口、エレベーター前、受付と多くのスタッフも動員されていて、選挙のために使われた税金を憂う。
北海道ポークのとんぺい焼

交通費をかけた投票がどうにも面白くない。
その気持ちは、連れ立った良人も同じようで、投票後に食事をした。
ご飯を食べに出て来たのだ、と思うことで多少救われるのだ。
良人は無口という病気だから、食べたい物を明確に言うこともない。昨夜は、顔にお好み焼きと書いてあった。
住まいの近くには、お好み焼き屋はないのだ。
ゆるくもグルテンフリーをしている私には、厳しい選択だった。
  しかし、入店した久しぶりのぼてじゅうには、鉄板焼きメニューがいくつかあって、選択の余地があった。


 ビー玉みたいに青いグラスは、レトロ感があって良かった。
私は、北海道ポークのとんぺい焼とご飯にした。
とんぺい焼の元祖は、ぼてじゅうだとメニューに書いてあった。


ふりふりの鰹節を載せて、食べた北海道ポークのとんペイ焼は、
薄い卵焼きに挟まった北海道ポークが予想以上に厚くて、美味しかった。
とんペイ焼を平らげてしまって、ご飯が余ってしまった。
いつもだったら、当然のようにもう一品、牛バラ炒めなどをがっつり食べるのだけれど、どうもまだ胃が思うように働いてくれない。
思いついたのは、ねこまんまだ。


 好きなだけ取れる鰹節を載せて、お醤油を一滴垂らして、
大満足だった。
一方の良人は、ミックスジュース、北海道ポークの豚玉お好み焼き、牛バラそばめしを食べていた。
北海道ポークの豚玉お好み焼き

帰りの電車を待つ駅のホームで、
良人はつぶやくように「そばめしのそばがスパゲティみたいだった。」と肩を落とした。
牛バラそばめし

ぼてじゅうのとんぺい焼きは美味しかったけれど、
ご飯ととんぺいだけの注文では、1人では入りにくい、
次回はどうするかな。
牛のように動かない良人を電車に乗せるのは、容易ではないし。

2017年10月21日土曜日

野次馬になった夜



むっくりと起き上がって出かけた。
喘息で眠れなかったので、ヘルパーさんが帰った後、
一寝入りしてからのこと。
7時に首相が応援演説に来るとのことだった。
8時から用事があったけれど、
コートを羽織って、視界良好なるビニール傘をさして、
しとしと雨の中、現地に向かった。
到着したのは、7時13分。
すでに党員、サポーターは聴衆エリアに収まっていた。
当然ながら後から来た野次馬に居場所などない。
右往左往して、意味のない傘の写真と警官の後ろ姿ばかりを撮った。
驚いたのは、動員された多数の警察官の誰もが低姿勢だったことだ。
「止まらないでください。通行の邪魔になります。」と静かに呼びかけていた。
これが「止まるな!通行人の邪魔だっ!どけー!」だったら、
警察官への反感は、即座に自民党への反感となるだろう。
『お達し』が出ているに違いないと思った。
自民党から出馬している候補者には余裕があった。
国会に送り出してもらうにも、多数の票(差)で当選したいのだと訴えていた。


7時半を回って現れたる首相。
わっー!というような特別な歓声もなかったけれど、
ヤジもなかった。
「首相の登場に雨も止みました。」と、誰かがマイクで言ったけれど、単なる偶然だろう。
首相も殊勝に演説をしていた。
けれど、自民党が過半数を確実にするであろう選挙後は、
また暴走か、忖度合戦、一億総ポチにならなければならないのか。
用事があったので途中で退散した。
用事を済ませた後、
0時近くのドラキュラのモーニングは予定変更となった。
ジョナサンの温かいカニ雑炊と野次を腹に収めた。


憲法改正の発議が現実となろうか。
台風の投票日が日本の岐路になるのだな。