アルハンブラの思い出 |
昨夜、恩師の個展へ行った。
場所は、銀座の画廊だった。
銀座に画廊は数々あれど、大抵はクローズが午後5時だ。
夜の銀座で、灯のない画廊に気がついたとき、
いつも悲しい思いがこみ上げてくる。
ドラキュラでなかったらと。
passion |
しかし、もはや春陽の候、
文字通り、太陽が輝いて、陽が伸びて、
午後6時はまだ明るいのだ。
ご配慮いただいて6時半に間に合わせるため、
いつもお世話になっている介護事業者さんに移送してもらった。
顔面も紫外線からプロテクトしなければならないこと、
ガラスなしでは、紫外線のダメージが酷いことから、
車でなければならないのだ。
バレエレッスン |
車はスムーズに流れて、間に合った。
予想を上回る作品数に、時間が足りなかった。
それぞれの立体が空間を支配して、
空気を変えているので、
立体の魅力に恐れ入った。
今回、初めて目にしたテラコッタにもそれぞれの味わいがあった。
同じく先生の教え子でもある、高校の同期生のF君も来て、
銀座で一緒に食事をした。
8丁目のラージマハールで、カレーをいただいた。
目線が生徒と同じ高さにあった先生は、
中学生の時のように話を聞いてくれて、
さりげなくアドバイスをくれる。
語りは優しいけれど、
アドバイスは、生徒には思いもつかない切り口のアドバイスだった。
やはりサラリーウーマンではなくて「先生」なんだな、先生は。
「 下倉節子彫刻展 人をつくりつづけて」は、明日26日日曜日まで銀座アートホールにて。
明日は16時閉館です。
心和むお作品の数々に出会えます。
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